KTM・ファンティックの茨城県正規代理店 モトビルド神原

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390DUKE、試乗車準備中。

2014-03-19 15:21:37 | お勧めです
昨日、千葉県の勝浦辺りを昼頃に走っていた方、いらっしゃいますか?オートバイで。
あまりお見かけしませんでしたが、皆さん賢い!「春1番」を察知せずに走る自分、バカでした。すみません千葉県のこと、なめてました。
≪慣らし運転完了≫のミッションを遂行するべく房総1周を企てたのですが、まさに逆走、向かい風。ハイウェイ灯は折れてるわ、救急車は走りまわってるわ、スタンドのおじさんにも「これ以上は2輪は無理だよ」と言われまして。そこで内陸へ向かうと今度は「砂塵の大竜巻」が。ここかしこの畑の土が舞いあがり、視界が鳥取砂丘かゴビ砂漠になってました。道路に砂がじゃりじゃりと広がっていることだけは分かり、なんか自分、もしかしてラリーしてる?と笑っちゃいました。
行きも帰りもほとんど見事に通勤時間帯にぶつかりまして(銚子を抜けるまで&柏を抜けるまで)おまけに暗くなってからは大粒の雨が・・。と、いうわけでアベレージ46キロ/h。ほとんど修行です。390DUKEの慣らしは思った以上にすすまずこの日400キロにて終了しました。
 実は走ってしまえば390DUKEは風にも強く、かなり安定して走ることができましたよ。ではなにが、というと信号待ちの最中の横風がクセものでして。
いや~よかったです~!!無理言って前日ガリ書記にシート削っといてもらって!大切な試乗車を立ちゴケさせるところでした。≪エルゴシート≫もいいんですが ちとシート高が上がってしまう。身長158センチのわたくし経理係にとっては ≪当店の削り加工≫が何よりです。ノーマルシートも意外に(?)よくできていて 9時間近く走って、お尻は全然痛くなりませんでした。
なによりなにより、この修行を助けてくれたのが390DUKE本人。思ったように加速する、減速する、曲がる、止まる・・・なんてよく言いますが これほどわたくしとぴったりとは。一瞬レーンが空いたので加速して、しばらくパーシャルに走っていたときのこと。390DUKEという存在が消えてしまったのです。オートバイではなく自分自身が推進力を獲得して自由に空間を移動しているような錯覚におちいったのです。加速中も減速中もオートバイからの余計な加重がどの方向からも感じない、オートバイ自体の重さももちろん感じない、ただ自分だけが隣の自動車と肩を並べて移動している!スキージャンプの原田雅彦選手が「飛んでいる時ってどんな感じ?」と聞かれて「オートバイに乗ってるような感じ」とおっしゃっていたのを聞いたことがあります。この逆で自由に飛んでるような感じでした。加速も減速も脳で思った通り。不思議な体験でした
これがまた慣らしの済んだあとの高回転では 変わるんでしょうね・・
そういえば地図もナビももたずに適当に標識だけ見て走っていたのですが 海岸に沿って走ろうとすると とんでもない民家の裏庭とかに誘導されちゃうこと、ありません?うろうろできたのも この390DUKEのおかげ。Uターンもお手の物。軽い軽い!。運転上手くなった?と勘違いしてしまいます。

 23日の試乗会ではいよいよこの390DUKEに乗っていただきます。御来場、お待ちしております。
*今回御用意した試乗車は 多少諸事情のあるキャンセル車両を利用したものでございます。本年より御予約いただいた皆様には 大変お待たせしております。申し訳ございません。