御参加の皆様、本当に御疲れさまでした。
様々な路面のコンディションのなかで1日みっちり走ったTNTとなりました。
残念ながら都合が合わなかった方に御報告さしあげつつ
この報告が多くの皆様に次回ご参加検討の参照になれば幸いです。
ちなみに別途UPする≪出走!出品!編≫では
日本でまだ1台の1290SUPERDUKE Rや650万円のRC250R、
御指導いただいた講師の方々や出店者様のブース,
そして当店から参加された方のスナップを御紹介いたしますね。
さて3月2日。朝はいの一番にお空を見上げて「良かった~雪でなくて!」と思いました。
いやフツウ、雨でなくて良かったとなるところw。
「雨ならやる」と言ったものの雪ですと サーキット側の判断で急遽中止になる可能性があったのでございます。
「とりあえず開催だ。覚悟を決めていくぞ」と全ての御客様が思われたのではないでしょうか。
当店は5:45に出発しましたが もっと早く自走で出発された方もいらっしゃったとうかがいました。
結果として参加率9割、皆さんスゴイ!
朝はサーキット独特の緊張が流れているように感じます。
8時。受付を済ませ、車体前と左に貼るゼッケンとマイポンダー(タイム計測器)を受け取ります。
思い切ってご参加いただいたコース初走行のHさん。
レンタルツナギを御予約いただいた方はツナギもお試しいただきます。
ピットはクラス分けされています。
ゼッケンどこに貼ろうかな~ ガムテープでライト周りを養生します・・ミラーを外す方も。
8時半からは講師の方のご紹介とブリーフィング。
今回はMFJフレッシュマンライセンスも取得できるよう 若干詳しい御説明がありました。
公式シグナルは16種類もあるんですね。でも大事なことを心に留めやすく説明して下さる講師。
「『オレンジボール』(という旗)はね、夕日に似てるでしょ?あなたのバイクも傾きかけてる、
つまりトラブルが出てるってことで早くコースから出て安全な所に止まって下さいという意味です」etc.
2次災害防止のMFJ規則書111頁の説明も。ここでは万が一の転倒による2次災害を防ぐ方法や
再スタートの方法、スロー走行する場合のルールなどがありました。
さすがにうかがっているとピリッとしてきます。
続いて座学。
「本日は≪立ち上がり重視」でいきます」とさっそく御題目が提示されました。
≪立ち上がり重視≫って一体なんなん?
御心配なく。「浮気の言い訳」に例えて(え!?)楽しく御説明が続きます。
そうこうしているうちに何と!!パラパラしていた雨さえ上がってきたではありませんか。
御参加の皆様の熱意の賜物と思います。
午前中はコース1000を二つに分け MiniクラスとLC4クラスはハイスピードコースへ、
LC8クラスは奥のテクニカルコースへ。マーシャルの「M」を背負った国際A級の皆さんを先導に
まずはゆっくり5周。パドックに戻って個別に指導を受けることを繰り返します。
走行コースをチェンジしながら午前中いっぱいみんな走る走る。走りっぱなしです。
お昼は提供されたお弁当でほっと一息。
御家族できていただいたFさんの奥様からホットティーをいただき、めちゃあったまりました。
「いつものお父さんと違うね!カッコイイね!」
(あ、普段悪いという意味では・・ツナギがビタッと決まっていらっしゃったせいですぅ!)
お昼休みにMFJライセンス取得の説明を受けるKさん。
午後はフルコースをクラスごとにフリー走行していただきました。講師の鋭い視線が飛んでいます。
あとで生徒の皆さんを集めて他のクラスの走行を引き合いに
「あの看板のところがクリッピングポイント。そうするとこの時点では向きが変わっていた方がいいんですよ。
ほら今の人は膨らみすぎですね。あ、次の人はうまい」という具合・・
模擬レースは希望者だけですが ほとんどの皆さんが参加。
この国旗でレーススタートするなんて テンションあがりますね!
ラップタイムをみると やはりLC8クラスよりLC4クラスが有利だったようです。
皆さんもご自身のレコードを手にされました。真剣。でもうれしそうなFさんとHさん。
表彰式。見事LC4クラスで優勝したUさん、勝因を聞かれて
「おきて破りのレインタイヤです~^^」と答えられていました~
いやいやほんとに見ていて気持ちいいほど速かったですよ。
でもなにより最も良かったことは 皆さんがレースを楽しんでくださったこと。
1日はまだまだ終わりません。ナビを戻したりトップケースをつけたりで
帰りはツーリングライダーに変身。最後までどうか安全に御帰宅下さい。
「キャラバンで来ましたから 2~3台積んで帰れますよ~」と言うと
皆さん笑って「絶対転びません。」「絶対イヤ」と言い返されました。
そんな~ 疲れたときも利用してくださいよ~
≪サーキット走行≫というと縁遠い気が致しますよね。
確かに初めは緊張されていた方々が、次第に慣れていかれ、
御自身のペースで走ることを楽しまれるようになり、最後はレースにも出て下さった!
感動です。
寒い寒い1日でしたが今日、走りに走ったこの1日が皆様の安全走行にも寄与しますように。
御参加いただきまして本当にありがとうございました。