小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

八重山諸島の海にふれる

2023年05月20日 | エッセイ・コラム

▲やはり富士山は撮りたくなる。日本人だから・・。さあ、沖縄へ

 

去る4月9日、羽田から石垣島へ。体調は万全とは言えないが、同じ年恰好の観光客ツアーであるし、無理のない日程で旅を愉しめるはずであった・・。石垣島に3泊するが、様々なオプショナルが用意され、それぞれが思い思いの旅を愉しむ。波照間島に行った旅人の目的はなんだったろうか?

さて、石垣に着いたその日は、既に夕方近かった。石垣島の鍾乳洞の探訪は、個人的には遠慮したかったが、妻に励まされてなんとか踏破できた。翌日から、八重山諸島の石垣島、竹富島、西表島、小浜島を旅したが、その詳細を記述することは、入院中のために辛いものがある、と弱音を吐く(入院中に記事を執筆)。

その代わり写真を構成して、なんとか旅の気分でもお伝えしたい。これには妻の全面的な協力を仰ぐ所存。読者皆さまにはご斟酌願いたい。

構成はテーマ別に、海、花、緑、動物、人などを予定している。

 

石垣島を中心とする八重山諸島は、27歳頃、本島に1年間ほど滞在していた頃から憧れていた「離島」であった(追記)。当時は、観光地化はおろか、本島のウチナンチュが訪れてみたい「憧憬の離島」だという人もいた。当時の沖縄本島にあっては、どの海岸から覗める海も、私たちヤマトンチュから見れば神秘的な青色の変化を魅せる海。まさに薄い青から深い青まで、千変万化する青色は想像を超える美しさであった。

追記:最近知ったのだが、小生が本島に居た頃、妻の兄夫婦が新婚旅行で石垣島を訪れていたらしい。不思議な縁である。

▲妻の兄夫婦が石垣島に新婚旅行に行ったときのおみやげ。妻は大切に保存していたらしい

小生は、沖縄に行く2年前に小笠原諸島、母島へ行ったことがある。火山噴火を起原とする列島なので、それぞれの島の周囲は、海底が深い。色は紺碧であり、島の近いところでも深みのあるブルーが特長だ。映画『グランブルー』の世界であるが、実際の主人公ジャック・マイヨールは、晩年は佐賀のどこかの町に住んでいたと思う。

一方、同じ海でも何億年前から珊瑚礁が堆積し、その海底が隆起した島々の海は、浅瀬からやや深いところまで形成して変化に富み、その海の表情は千変万化する。太陽の光と、雲が流れる影響をうけて、その青色は驚くべき変化をくり返し、その美しさは見ていて飽きがこない。

ともあれ、八重山諸島の海、素人写真&ビデオではあるが、紹介したい。

▲石垣島の一番高い山から、市内全体を見渡す

▲石垣港を離れ、西表島へ

▲石垣島から西表に行く高速観光船から

▲竹富島では、星砂を探しに海岸へ。ただ、砂とはいうものの、有孔虫の殻とのこと。

▲西表島の汽水流域に生えるマングローブたち(植物の総称で、実際には多種な植生がみられる)。

 

  西表島マングローブ林の動画(編集なし・右下ボタンの全画面で視聴可)

▲石垣島の川平湾はグラスボート観光のメッカのようだった。

▲汚れたガラス越しに観るサンゴ礁はやはりショボい。いや、実際にもやせ細っているのか? 海亀や海蛇をみたのはラッキー。

▲陽光を浴びて海の色が場所によって変化してきた。ただし、カメラの精度悪し・・無念

 


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