小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

残酷な三月の晴れわたる日

2017年03月11日 | 日記

 

あの日から三月は残酷に思えてならない

植物はたくましく芽吹いて花々を咲かせ

深く眠り込んだ動物たちも動きはじめた

彼らはお構いなしに元気を漲らせている

自然は何も知らないし動物には罪がない

恨んだりはしないけれど残酷さを感じて

でも忘れないように元気をもらっている

自然は脅威のほかに豊かな恵みもくれる

元の通りに元のあのままの元の気持ちに




 

▲近くのお寺さんの桜。台湾、琉球経由の「緋寒桜(ひかんさくら)」は早い!



6年目です。被災地のみなさんは今も、たいへんな変化を経験しているでしょう。いや、被災地以外の人にしても、人としての大きな変化があると思います。皆さんはそうした人生の変化を受けとめて、幸せに向かうために尽力しています。私もそうありたいと小さな奮闘をしているんですけど・・。老いの変化に適応するだけですぐ一杯になってしまう。それで、いまではフクシマのいろいろを見たり、読んだりすると、自分なりの勇気やら、変化への力を得られます。逆にフクシマに感謝しています。毎年、この3月11日にブログを書きたくて、ああでもないこうでもないと文章をかいて気持ちを整えることができます。ありがとう。そして祈ります。

▲もう少しですね。

     
▲花芽がでてきた、でてきた。
 

▲近くのお寺さん。こちらが本命の、しだれ桜はまだ眠っていらっしゃる。




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