小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

歳末無題

2017年12月21日 | まち歩き

 

年の瀬が迫っている。といっても、昔ほどの忙しさもなく、年賀状の作成にちょっと頭を絞るぐらい。デザインはカミさん任せだが、その分あちこちの「断捨離」をやってくれとのお達し。不用品やら本の整理をしろと・・。あーでもない・こーでもないと考え、取捨選択は遅々として進まない。特に本は文庫本といえども、右から左に簡単に捨てられない。売って二束三文でも、買うとなれば定価より高い古本の文庫もあるからだ。その辺のところを考慮して、何年もかけて「断捨離」をしたいんだがな・・。

話は変わって、昨日は我が家では年末恒例になった「報道写真展」を観に行く。平日ではあるが日本橋三越は閑散とし、世間はボーナスも出てさぞかし賑わっているかと思いきや、客より店員のほうが目立つ。お金持ち御用達で有名な三越も上がったりのご様子、何がそうさせる? 世の中の景気そのものが冷えているのか、高所得者層の消費行動が変化しているのか・・。

そんな心配を私たちが実際にするはずはなく、催事会場の写真展を見るだけが目的なのは他の人も同じで、結構な人数で賑わっていたのは無料のここだけとは如何ぞなもし。

皇室、スポーツ、芸能関係はいつもながら観客たちの華やいだ声がもれる。ただ、社会や事件はそれほど惹きつける写真は少なく、考えてみれば比較的に平穏な一年だったのかもしれない。海外の写真はトランプ大統領のものが多く、政治コーナーの安倍首相と併せてちら見程度でスルーさせていただいた。

写真は撮り放題だが、今年はそれほどインパクトのあるものは少なく、自分なりに印象に残ったものを載せる。

 

▲ISはいまや風前の灯と報道されたが、テロの惨禍はイスラム世界を亀裂させた。追込まれたその後が不気味だ。

 ▲ミャンマーのロヒンギャもイスラームの人々。仏教国において、少数民族への差別、激しい暴力・弾圧があったのは腑に落ちない。

        

 ▲以上はニュースでは見たことのない印象的な写真をピックアップ。森友の後の集中豪雨。裸になって身を捨てて、100%一世風靡? ラッシュアワー村本の辛辣トークは、ゆるい日本に喝を入れたか。ただ絵にならないし、報道されないのが残念至極。

 

 

                
▲三越店内の巨大アート・オブジェ。    コレド室町の高層ビル下にある福富神社。


▲ニュースで見たマリオカートの実物走行が目の前に・・。なんか得した感じで、写真に撮ってしまった。
  

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