小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

ニケの微笑み

2018年07月03日 | 日記

 

『静かなるドン』という大河の畔にあるロストフ

勝利の女神ニケは河の上の夜空にいて、ボールを蹴り追いかける男たちの闘いをみていた

ユーラシアの東の果てからきた、目のほそい蒼き男たちは、結束を強くし、心をひとつにしていた

そんな彼らに好感をもったニケ 同郷のエウロペの末裔たちの不甲斐なさを嘆いた

東方からきた男たちに、ニケはなにを思ったのか、活力と勇気をあたえてくれた

エウロペの男たちに奮起と、真の勝利を得るための刻苦と、歓喜をしらしめるために

 

ニケという女神は、ずっと微笑んでいたんだ。ベルギーの強者にね。

ならば最終の、決戦の勝利までも、彼らにあたえてほしい。

頼むから、女神ニケよ。

東方の蒼き男たちにも、微かな笑みをとどけてくれ

彼らの闘いの神話は、永遠に語り継げられ、その末裔たちをずっと奮い立たせるから。

われは願う

女神ニケはそこに、戦うことによる先の平和をみて、微笑んでいるだろうことを。

 

 

 

 

 

 


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