小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

ユーチューバーから写真集をいただく

2022年09月24日 | 日記

7,8年前だったか、キングプロテアという大輪の花に魅せられて、原産地南アフリカの植物にすこぶる興味をもつようになった。
世界6大植物地区のひとつであるFynbos(フィンボス)は、ほぼ南アフリカに集中している。ごく限られた狭いエリアであり、その植生は世界的にも珍しい地域だ。国花であるキングプロテアは、近頃日本でも栽培されるようになった。

極めて美しく、特異な花を咲かせる南ア植物の人気は、いつの間にか浸透しているのも頷ける。まして、それほど手間のかからない多肉植物には、南アフリカ原産のものが多い。マニア垂涎の個性的な多肉植物が、いろいろな形で日本にやってくるに違いない。

都会であるケープタウンからでもそんなに遠くない、近場の国立公園や自然の野生フィールドで、ラウンドスケープ・デザインやガーデニングの仕事をしていたTaniくん(愛称)。彼は、南アフリカでの生活「Tani Life」を投稿するユーチューバーだった。彼の南アフリカの自然や美しい花々の生態を撮った動画は、ユーチューブからお薦めされなくとも、ごく自然に目に止まるインパクトがあったのだ。

さらに、Taniくんにはロビンさんという美しい彼女がいて、郊外や植物園などを探訪する動画はもちろん、二人の仲睦まじい暮らしのシーンもアップされていた。自然や花の動画も素晴らしいが、若い二人のやりとりをみると、コロナ禍の我が自粛生活に一服の清々しい香りをいただけた。(上段の「ブログ内検索」で「南アフリカ」を入力すると、いくつか記事が出ます)

そうこうしながら、Taniくんはロビンさんにプロポーズする動画をアップした。その動画は、このブログにも以前紹介した。それから二人は南アフリカで、質素だが心温まる結婚式を挙げた。まったくの他人ながら、二人の幸福をシェアしてもらったのである。そして今、なんと、二人は日本の大阪で暮らしているじゃありませんか・・。

ご実家が造園業をなさっているらしく、たぶんその関係で日本に移住することになったのだろう。彼とはSNSを通じて、知己を得るていどの浅いおつきあいができるようになった。日本に住むようになり、ロビンさんがこちらに慣れるまで、動画投稿は少なくなった。Taniくんもご実家の造園業をサポートしている。

と、まもなく彼から写真集を作ったというニュースが入った。是が非でも欲しいと連絡したら、快諾してくれた。自主制作の非売品だが、立派な製本である。

この場を借りて、感謝を表すとともに、ここに一部を公開することを了承していただいた。重ねてお礼申しあげたい。なお、写真のセレクトはこちらの都合であり、ご本人にとっては不本意かもしれない。

 

▲写真集の表紙。文章がほとんどない。写真がすべてを語るビジュアルブック。

▲この可愛いおばちゃんは忘れられない

▲ロビンさん、Haruki Murakamiや日本の舞踏が大好き。

▲作り物とは思えないリアル感だ。

▲ラグビーの写真があった。日本とは縁が深い。日本WCでは南アのSH・デ・クラークひとりにやられた感あり。

Moonchild - "Whistling" (Official Audio)

▲Taniくんの写真集とはまったく関係ないが・・。ムーンチャイルドのPV。11月に来日するが、ソールドアウトらしい。最近のお気に入りネオソウル。

いや、そもそもはTaniくんが投稿した、以下のこんな動画が印象に残っていた、その影響がある。

人から花へ 秘すれば花

WILDSON - YOU GOT ME ALL LOST (LYRICS)

 


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