小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

家庭内別居、そして自立へ

2020年06月07日 | 日記

この齢にして、自立するべき生活環境を変え、整えたい。個人的なこと故に、詳細な記述は差し控えたい。妻とも語りつくし、互いに前向きな方針を打ち立てた。

どこまで自分がやり切れるか、まったく想像できない。とりあえず、依存することなく、余生を生ききる考えである。周囲の方たちには、冷ややかにというか笑いを堪えながら、温かく見守っていただけたらと願っている。気分が落ちついてから、もう少し具体的に書くかもしれない。

そんな中、俳句の会、その毎月の冊子に載せていただく拙句を幾つか披歴したい。

早や歩き山吹の黄に後戻り
紫陽花は天の雫に目覚めたり
菜の花や線路に沿ひて黄に光る
鴉啼く寺の瓦の鈍色や
君子蘭いずこに栄える谷中路

 

コロナ禍のなかで詠んだ拙句も少し。

「ペスト」読む吾に問ひかけ夏は来ぬ
往来はマスク多彩に芒種なり
街角の騒擾消えた立夏かな
ハンカチをマスク代わりの粋な女(ひと)
ゆく春は自粛モードに何想ふ

 

 


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