小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

他人様に己を晒すときの涙

2019年07月27日 | エッセイ・コラム
芸能ニュースにはほとんど関心がないのだが、今回の吉本興行の一連の報道は、タレントと社長のそれぞれの記者会見が、嫌がおうにも目に入ってきた。内実について関知しないが、タレント側が二人ともに、男泣きしながら事実を、本音・心情を語る。一人は、よくこんなに泣けるなと思うくらいボロボロ泣いていた。 この光景をみて、彼らはつねに自分を意識・演出している、そんな芸能人の性(サガ)みたいなものを感じた。それは彼 . . . 本文を読む