小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

フリージャズ、咆哮の夜

2019年07月23日 | 音楽
二、三回ほどしか入ったことのない居酒屋で、独り寂しくカウンターの片隅でちびちびと呑んでいた。奥の方でつなぎの作業服を着た年配の女性がひとり、テレビを観ながら店の主人と談笑している。まさにこれが居酒屋の雰囲気だなと、悦に入る境地を味わう。 しばらくして、齢の頃は5,60代の男性二人が入って来て、小生の後ろのテーブルに着いた。焼酎のなんとか割と、ししゃもだけを注文した(当ては水雲酢)。店の主人が炭に . . . 本文を読む