小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

己のナニかを破棄する

2019年04月08日 | 日記
社会人になって4,5年経った頃、愚生は、詩人にはなれないだろうと思った。身を切るような気づきがあったからで、自身を見極める為でもあった。 しかし、それでも詩を書く魅力に抗することができず、ひっそりと「詩みたいなもの」とか「ベタにならない詩」を時折書いている。並行して、優れた作品を読むことは、凡庸な「己」を破棄することにも繋がる、と思うようになった。この齢になって詩と正対し、我流だが読解し、かつ詩 . . . 本文を読む