小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

木枯らしや幻であれ店じまい

2019年01月27日 | 日記
日暮里駅から谷中方面に向かうと、谷中銀座商店街が見渡せる階段の上にでる。そこから見える夕陽の景色が美しい。作家の森まゆみさんらが命名した「夕焼けだんだん」は、今は観光客が足をとめ、記念写真を撮りあうモニュメントの階段になった。目立ちにくいのだが、その階段上の傍らにあるビル2階に古本屋がある。「古書信天翁(あほうどり)」さんである。 残念ながら、今月いっぱいで閉店すると聞いた。ほぼ10年近くにはな . . . 本文を読む