小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

吉村昭の「悠遠忌」に行く

2018年08月05日 | 日記
  東京新聞の記事を読み、吉村昭の第10回「悠遠忌」に行った。会場は荒川区の東尾久のアクト21ホール(正式名称は、男女平等推進センター)。 研究会の存在や文学忌が行われていることは、かねてより知っていた。全作品を洩れなく読むほどの熱烈な読者でもないし、作家を追悼する集まりに行くのは気後れし、その類のものに出掛けたことはない。 今回の「悠遠忌」は、作家司馬遼太郎と吉村昭の作風の違いや . . . 本文を読む