小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

『象を洗う』を読みはじめた

2017年08月19日 | エッセイ・コラム
    佐藤正午の『象を洗う』というエッセイ集を図書館で借りた。 苦節何十余年にして直木賞を受賞。洒脱かつ手練れの書き手で、期待を裏切らないという上々の評判。近頃、自分より年下の作家の小説はとんと読まなくなったのだが・・。手はじめにエッセイを読んで、佐藤正午の人となりを含味させていただくことにした。 と、偉そうに書くのが私の癖だが、『象を洗う』というタイトルに今どき . . . 本文を読む