小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

教育は誰のためにあるのか

2017年06月23日 | うんちく・小ネタ
            上の絵はユトレヒト(オランダ)の画家、ヤン・ファン・スコーレル(1495~1562)の油彩画「学生の肖像」(1531)である。先日行ったブリューゲル「バベルの塔」展において、ボスとブリューゲルの中間期にあたる画家たちの作品の一つとして展示されていた。 今回はこの「学生の肖像」から喚起された「教育」の根本のようなものについて書いてみたい。 12歳 . . . 本文を読む