小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

猫は人間を捨てない

2017年06月10日 | 日記
    古本市で買った穂村弘の「野良猫を尊敬した日」という著書から。同名のエッセイにこんなことが書いてあった。 人間は犬や猫のことを上から目線で「イヌネコ」などと云うが、その「イヌネコ」は、お金も洋服もスマートフォンも何一つ所有することなく一生を過ごす。実はもの凄い存在なのだ。という意味だろう。本当にそうだなあ、と思った。彼らはその日の食べ物すらキープしていない。一瞬一瞬 . . . 本文を読む