-
形のない時間の手触り
(2023年10月09日 | 本と雑誌)
■『ポール・ヴァ―ゼンの植物標本』から 堀江敏幸の「記憶の葉緑素」を読... -
『近代の虚妄』を読む
(2023年04月02日 | 本と雑誌)
入院中に読んだ本について書く。去年に入院したときの読書で、岩波新書の『岡潔 数学... -
入院中の読書『岡潔 数学の詩人』
(2022年11月05日 | 本と雑誌)
数学はその歴史の順に教えるのがよいと... -
坂口安吾の『復員』を読む(18行の人間賛歌)
(2022年08月15日 | 本と雑誌)
坂口安吾の掌編小説『復員』(1946年11月4日付「朝日新聞」大阪・名... -
『そこにすべてがあった』を読む
(2022年02月26日 | 本と雑誌)
『そこにすべてがあった』という書名は、本の内容を的確にしめす題名とは思... -
『ノマド: 漂流する高齢労働者たち』を読む
(2021年07月08日 | 本と雑誌)
この2,3日、メディアは、人種差別の大小の問題を取りあげている。小さいのは、フラ... -
コロナ禍に作家が読んだ本
(2020年10月11日 | 本と雑誌)
池澤夏樹と多和田葉子によるネット対談「ウィズコロナを生きる 読書から学ぶ知恵」を... -
特捜部Q『アサドの祈り』を読む
(2020年10月03日 | 本と雑誌)
デンマークの作家、ユッシ・エーズラ・オールスンによる警察小説〈特捜部Q... -
私家本・永井陽子の歌集を編む
(2019年09月16日 | 本と雑誌)
永井陽子という不世出の歌人を知ったのは、詩人時里二郎のブログ『森のことば、ことば... -
津高和一の『断簡集』をもとむ
(2019年08月03日 | 本と雑誌)
「声は楽器のごとく」という記事を書い... -
春樹が未映子に諭したこと
(2019年07月13日 | 本と雑誌)
まず最初に。これは2年ほど前の本を取り上げたもので、時流から外れたものであること... -
古書ほうろうで、珈琲ブレイク
(2019年06月22日 | 本と雑誌)
税務署に行ったので、ちかくの古書ほう... -
鹿島茂の『吉本隆明2019 ①』、そして極私的吐露
(2019年03月17日 | 本と雑誌)
一週間ほど前、地元の古本屋「古書木菟(みみずく)」さんに行った。客としてはヘビー... -
『コンビニ人間』を読む
(2019年01月16日 | 本と雑誌)
読後感はたいへん爽やかだが、ちょっとグロテスクな余韻もある。文庫で160... -
『神と金と革命がつくった世界史』を読む前に
(2018年09月14日 | 本と雑誌)
畏敬する竹下節子さんの新著を手にする。ほぼ半年前だったか、著書の題名を知った... -
『赤めだか』を読む
(2018年09月08日 | 本と雑誌)
その前に、ばっきゃろー、コンチキショーと心のなかで思いの丈を吐き出し、どーして... -
アイスランドのミステリー
(2018年06月24日 | 本と雑誌)
サッカー・ワールドカップが大盛上がり。侍ジャパンは初戦をものにし、南米の強... -
『ベラスケス 宮廷のなかの革命者』を読む
(2018年06月19日 | 本と雑誌)
▲「我思う、ゆえに我あり」と、デカルトは「意識とコギト」の哲学だ。... -
『カラマーゾフの兄弟』読了
(2018年05月31日 | 本と雑誌)
この齢にして『カラマーゾフの兄弟』(光文社古典文庫版・亀山郁夫訳)をやっと... -
寂寞たる『ぐうたら』かな
(2018年04月27日 | 本と雑誌)
▲デンファレ、妻が手塩にかけて育てた。花言葉は、恋人や夫婦をさして「...