こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

猫は知っていた 仁木兄妹の事件簿

2011-11-24 00:00:00 | 未分類
仁木悦子さん『猫は知っていた 仁木兄妹の事件簿』を読みました。

時は昭和三十年代。
植物学専攻の兄・雄太郎と音大生の妹・悦子は、とある外科医院の二階に下宿することとなった。
しかし、下宿して幾日もたたないうちに、この医院で連続殺人が起きる。
被害者の一人が死ぬ間際に言った「ネコが」という言葉は、何を示していた。

かなりシリアスな内容ながら、温かく軽妙な語り口で、気軽に読めます。
それでいて本格的なので、結末にはやられたと膝を打つことでしょう。

コメント
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