こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

世界が終わる灯

2011-11-23 00:00:00 | 未分類
月原渉さん『世界が終わる灯』を読みました。

1987年の真冬。
ニュージーランドのクライストチャーチにある全寮制女子校の生徒であるジュリアンとバーニィは、
峡谷鉄道クラブという保存鉄道の始発駅アシュバートンからインバーカーギルへ、ノクティス急行で向かった。
なぜかバーニィは拳銃を隠し持って。

夜、ジュリアンが客室で眠れず、外に出て他の客と話をしていると、
スチュワードの入った空室から絶叫が聞こえ、駆けつけてみると、
スチュワードの首なし死体が残されていた。

さらに、トンネルで急に列車が停止し、乗員たちが次々と行方不明になっていく。

密室殺人と乗員らの行方をしる犯人は、ほとんど一人の人物を指し示すように思えます。
その真相は読んでからのお楽しみですが、この作品はミスリードが上手く、かなり不安にさせられました。

コメント
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