竹馬男の犯罪

今年返却予定の図書館本、読了しました♪
井上雅彦さんの『竹馬男の犯罪』です。
クリスマスイヴに読む本じゃないよなぁ・・・(^^;)
まぁ、気を取り直して。

雑誌ライターの真野博史が、取材帰りのセスナ機で台風に見舞われ、不時着した美晴沢高原に現れた
幻のサーカス団。
しかしそこは、サーカス芸人専門の養老院「天幕荘」だった。
かつては、不可能も可能にした超人的なスターたち。
しかし、真野が到着してから、密室殺人から連続殺人事件が始まった。

次々と襲いくる罠、迷路、幻などが、私たちを甘美なめくるめく幻想の世界に連れて行ってくれます。
脳細胞の隅々まで使っても、徹底的に惑わされました。
大技から繊細なトリックまで、惜しみなくつぎこんでくださった本物の魔術師、井上さんに敬服いたします。