(斎藤一人さんのお話より)
『幸せの道』
「幸せの道」という話をします。
この話は、
「斎藤一人さんの信じなくていいですよシリーズ」というのがあります。
第2弾目です。
この話を聞いて信じられない人は、非常に“普通”の方です。
時々聞かれるんですけど、
「一人さん、“幸せになる方法”教えてくれる?」
「いいよ。“幸せ”っていいな」
以上なんですけど。
「幸せ」っていうと、なぜ「幸せ」になるか?
「幸せだ」っていうと、守護霊が喜びます。
「そうか、お前幸せか。俺がついてるからだよ」って喜んでくれます。
「幸せだ」っていうと、ご先祖が喜びます。
「そうか、幸せか。俺たちもいろいろあったけど、命つないできたから。
お前にそういわれると、俺たちも嬉しいよ」って喜んでくれます。
「幸せだ」っていうと、神様が喜びます。
「そうか、よかった。よかった。 お前、幸せでよかったな」って喜んでくれます。
「地球に生まれて幸せ」っていうと、地球が喜びます。
「そうか、しあわせか。もし俺がいないと、落っこちちゃうんだよ」
「日本に生まれて幸せ」っていうと、日本が喜びます。
「この会社に入れて幸せ」っていうと、社長が喜んでくれます。
「みんなと働けて幸せ」っていうと、同僚が喜んでくれます。
これはものすごく難しいんだけど、家に帰って、
「あなたと結婚できて幸せ」っていうと旦那さんが喜んでくれます。
これはホントに難しいワザです。
「お前みたいにいい子ができて幸せ」というと、子どもが喜びます。
まわり中が喜んだら、本当に幸せなんだよって、それだけなんだけど・・・。
もうちょっと行く?
無理に「幸せに思え」ってことじゃないよ。
不幸な人の特徴があります。
たとえば、飲みにいくと、飲みながら、
「国が悪いんだよ」
「政治家が悪いんだよ」
「官僚が悪いんだ」
「社長が悪いんだ」
「あいつが悪いんだ」
「こいつが悪いんだ」
って、よ~く聞いてると、自分以外、全員、悪いです。
そりゃ~、大変だよね。
あなた以外、全員悪いんだものね。
悪いやつに囲まれて生きてるんだもんね。
ところでさぁ、って・・・
国が悪いとか政治が悪いとか言ってると、
逮捕されて拷問される国っていっぱいあるんだよ。
日本って平気で言えるの。
言えるだけ幸せな国なの。
「最近、ここのお腹に肉が・・・」
今ね、世界中で1年間に200万人餓死していると言われてる。
その中で余分に肉がつくほど
ご飯が食べれるのは幸せなんだよ。
病気が治らない人の特徴があります。
「元気になった?」って聞くと、
「まだここがちょっと・・・」
いつも最高に元気だった時のことばかり考えてる。
ところが、治る人は違うの。
「元気になった?」って聞くと、
「おかげさまでね、前は痛くて3時間しか寝れなかったのに、
今は5時間寝れるようになりました」って、
最高に悪い時のことを考えて、
「ちょっと良くなった」「ちょっと良くなった」って
感謝してる人は、どんどん良くなっていきます。
ところでね・・・
「幸せの道ってどこにあるんですか?」
って、ことなんだけど・・・。
そんなものないんです。
非常に残念です。
草原と同じです。
「私、芸術家になりたい」
「私、サラリーマンになりたい」
「私、商人になりたい・・・」
いろんな人がいます。
みんな自分の好きな道を歩きます。
その道を今日、
「朝、目が覚めて幸せ」
「ごはんが食べられて幸せ」
「みんなといれて幸せ」
「幸せだ~」「幸せだ~」と言いながら
歩いた人の後ろに「幸せの道」ができてます。
不平とか不満とか、愚痴とか泣き言とか
言いながら歩いた人の後ろに
「不幸の道」ができてます。
遠くに幸せを求めないでください。
遠くに幸せを求めると、ほとんどの人は行きつきません。
苦しくなるだけです。
それより、今の自分の幸せに気がついてください。
「ご飯が食べられて幸せ」
「花が見れて幸せ」
「幸せだ~」「幸せだ~」と言いながら歩いた
この「幸せの道」は、
必ず「成功の道」につながっています。
本日はどうもありがとうございました。
<2005.9.23大講演会での斎藤一人さんのお話より>
☆あなたがいるから“うれしい”
みんなでやるから“たのしい”
ああ~よかった、ありがとう
わたしは“しあわせ”
(*^_^*)