ころりん~キラキラ☆

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その2

2009-05-06 11:09:21 | 
 私の世界

  私は

  私が

  私の

  私に

  私を

  私と



 このように常に、主語に「私」が付くのが

 「自我の世界」(観念世界)です。




 


 目も耳も、

 ちゃんと「本質の世界」(あるがままの世界)を

 見たり、聞いたりしています。


 でも、ほんの一瞬なんですね。




 

 



 道端で花を見つけた (あるがままの世界)

 「あっ・・」    (自我の世界)


 あっ・・と、目と思考がつながった瞬間に

 もう「自我の世界」に突入しています。



  きれいだな

  この花の名前はなんだっけ・・

  持って帰りたいな

  そうだ、花でも買って帰るか




 驚くべきことに、

 私たちは、「本質の世界」に生きながら

 「本質の世界」をほとんど見ていません。



 以前、

 「夕日がきれいなのではなく、あなたの心がきれいなのです」

 とお伝えしました。




 
 


 心の中の「きれい」が夕日に映っているだけなんですね。


 もし、リストラされて、やけ酒飲んで、

 世の中を呪っているときに夕日を見ても・・

 「あ~ きれいだな~」なんて、とても感じないはずです。






 


 私も、自己破産直前の最悪の状況のときに

 満開の桜の下を歩きましたが、そのとき咲き誇る桜が

 とにかくうっとおしい存在に感じて

 足早にその場を立ち去ったことを覚えています。


 「最悪」という心が、桜に映っていたんですね。

 「最悪」が満開ですから、そりゃたまりません。





 
 


 もしあなたが、2億円の宝くじに当たったとしたら・・


 子どもがお茶碗を割っても、少々うるさくしても

 心は超ハッピー!!

 もっと、割れ~! もっと、騒げ~!みたいな(笑)



 でもしかーし・・

 念のために宝くじを確認してみたら

 組番号が違っていた・・

 なんて想像するだけでも、げに恐ろしき。




 よく「現実は、幻想だ」

 なんて話を聞きますが、まさにそのとおりなんですね。



 心をそのまま投射した映像が「現実」です。


 「本質の世界」に、

 「私」が創りだした映像を重ね合わせて

 それが現実だと思い込んでいるわけです。




 試しに、一日「私」を観察してみてください。


  私は → あなたは

  私が → あなたが

  私の → あなたの

  私に → あなたに

  私を → あなたを

  私と → あなたと


 のオンパレードのはずです。


 誰かに、何かを言いたくなったら、

 それを言っているのは、誰?と自問自答してみてください。


 きっと「私」と答えるはずです。

 すべて「私」のご都合の世界なんですね。



 本質の世界は、「私」も「あなた」もない世界です。
 


 「エゴの支配」から脱出するには、


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