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【蓮の花】

2014-02-09 15:16:01 | 
【蓮の花】


小林正観さんの心に響く言葉より…


お釈迦さまの台座の花というのは、蓮の花です。

なぜ、お釈迦さまの台座に蓮の花が選ばれたのか。


蓮の花は、泥水の中からしか立ち上がってきません。

真水であったらなら、蓮は立ち上がって来ない。

泥がどうしても必要なのです。


泥とは、人生になぞらえれば、つらいこと・悲しいこと・大変なこと。

蓮の花とは、まさに人生の中で花を咲かせること。

そして、その花の中に実があるのが「悟り」ということにほかなりません。

つらく悲しい思いがなければ、人間は悟ることがないのだ、ということを、お釈迦まさは教えたかったらしいのです。


泥水が濃ければ濃いほど(水が汚ければ汚いほど)、蓮の花は大輪の花を咲かせるということです。

大きいものでは直径20㎝になるものもあります。

そして、直径3~4㎝にしかならない小さな蓮の花もあります。

小さな花の場合、その根に存在している水というのは、大変きれいな水です。


蓮の花には、三つの特徴があります。


一.花果同時(かがどうじ)

花と果実が同時に開くということです。

実際に花が開いたときに、中にすでに果実の赤ちゃんが存在しています。


二.汚泥不汚(おでいふせん)

汚れた泥に絶対に染まらない。

立ち上がってきた蓮の花というのは、花すべてがものすごくきれいに咲いています。

泥を全く花の上に持っていません。

色にも染まっていません。

泥にも全く染まらない。

泥の影響を受けずに、ただひたすら崇高に咲いています。


三.蓮にあだ花なし

「あだ花」とは咲きそこなったり、きれいに開かなかった花のことをいいますが、あだ花がない。

すべて泥水から立ち上がってきた蓮の花は、必ずきれいに完璧に咲くということを言っています。

つまり、どんな悩み・苦しみ・大変なことの中から立ち上がってきても、そこで泥を突き抜けて花を咲かせた人は、必ずや悟り、美しいものを自分の手に入れる、ということにほかなりません。


美しい花を咲かせるためには泥が必要である、ということを、お釈迦さまは後世の人に伝えたかったようです。

『幸せの宇宙構造』弘園社



人は、悲しいかな、病気になって初めて、健康のありがたさに気づく。

本当は、なにもない淡々とした日常の中にこそ、幸せを感じることが大事なのだが…


蓮の花は、泥が汚ければ汚いほどきれいな花が咲くという。

だが、人も同じかというとそうばかりではない。

泥水という、人にとって「悩み・苦しみ・大変なこと」に飲み込まれてしまう人も多い。


白隠禅師和讃の中に、「衆生本来仏(しゅじょうほんらいほとけ)なり」という言葉がある。

私たちは、本来、仏である、という意味だが、我々は本来、蓮の花と同様に、どんな劣悪な環境であっても、美しい花を咲かせることができる、ということ。


蓮の花のごとき人生を歩みたい。




【縁(えん)のルート】

2014-02-09 15:09:18 | 




瀧 天貴氏の心に響く言葉より…


あなたにいますぐ取かかってほしいのは、「自分の縁がつながっていくルートはどこか」を早く知ることだ。

それを知るために、自分が仕事でチャンスをつかんだり、ステップアップしたりしたときに、手を貸してくれたのは誰か、を振り返って思い出してほしい。


縁のルートには、次のようにさまざまなパターンがある。

●親きょうだいや親戚との縁

●学校の同級生や先輩、後輩との縁

●会社の上司や先輩、部下、同僚との縁

●取引先など外部との縁

●恋人や配偶者との縁

●子どもとの縁

●近所の人との縁

●趣味のサークルや習い事で出会う仲間との縁


縁のルートは人によって違う。

親が紹介してくれた会社に勤めているなら、親との縁が強いと言えるし、起業した先輩に誘われて転職し、給料がアップした人は、仕事仲間との縁が強いと言える。

自分に良い縁をもたらしてくれるルートを見直すことで、公私ともにいっそうチャンスが広がっていくのである。


縁ある人との絆をより強めたいなら、同じ行為をするよう心がけよう。

鍋を食べるのがいちばんいい。

同じ釜の飯を食った仲、とはよく言ったものだ。


私自身、不思議なことにこの仕事を始めたときから、鑑定場所とお金を自分で出したことはなかった。

なぜか出資してくれる方が現れるのだ。


知り合いのライターさんは、こう言っていた。

「自分で営業に行った編集部はひとつとして仕事に結びつかなかったけど、人の紹介、それも年上の人の紹介で大きな仕事が決まっていったんです」

彼は年上の仕事仲間との縁が深く、引き立てられる運の持ち主なのである。


また、「いまの夫を紹介してくれたのも、卒論のきっかけになる本を貸してくれたのも、仕事上重要な人を紹介してくれたのも、全部同じ友人です」という人も知っている。


原則として、縁のルートは最初から決まっている。

自分でどうこうできるものではない。

上司や先輩との縁が薄いのに、社内の付き合いを何にも増して優先していると、せっかくの自分のルートを生かすことができない。

だからこそ、自分の縁のルートを知っておくことが大切なのだ。


ずっと一緒に仕事をしていたにもかかわらず、異動や転勤なので縁が切れてしまう相手がいる。

「あんなに仲が良かったのに」とさみしい気持ちになるが、それはそこまでの縁だっただけ。

疎遠になった相手は深追いすべきでない。

もし、縁があるのなら、どちらかが連絡をとらねばならないときが必ずやってくるものだ。


社外の人と3回以上会う機会があれば、深い縁がある人と言っていい。

その意味では、古い名刺はどんどん捨てていい。

名刺交換しただけで終わってしまった人たちも縁がなかったということだ。

『仕事運の法則』WAVE出版




「縁尋機妙(えんじんきみょう)多逢聖因(たほうしょういん)」 (宝苑珠林)という言葉がある。


「縁尋機妙」とは、良い縁は次から次へと良い縁を結んでくれる、本当に不思議なものだ、ということ。

「多逢聖因」とは、良き友や良き師、多くのいい書物に巡り合うと、よきことが起こる。つまり、 結果には必ず原因がある、ということ。


自分を引き立ててくれた人、応援してくれた人、チャンスをくれた人、信頼してくれた人、というような良き縁を大事にしない人には、良きことは起こらない。


自分が今あるのは誰のおかげなのか…

大切なご縁を大事にし、感謝の念で毎日を過ごしたい。