Komy’ Bakers

パン作りにすっかりはまってしまいました。日常の独り言&パン作り日記です。

覚悟はしていましたが。

2017年10月10日 08時27分19秒 | 徒然日記
昨年の5月に、ガンが発見されてガンセンターにて1ヶ月かけて検査した結果、食道、胃、肝臓、リンパへの転移のみられる『食道原発性神経内分泌癌』と診断されて母は闘病していました。

脳、肺と転移して後半には抗がん剤も使えなくなってしまいましたが、体調の良い時は『みんなで出かけよう』と父の運転する車の助手席に乗って、ご機嫌に富士山まで出かけたり。


『もう危ないからすぐに来て』と病院にいる父から電話が来たので大慌てで弟たちに連絡して娘と病院へ。

ベッドで横になっている母は穏やかな顔で、手を触ると『うん、うん』と頷いて数日前に入院した時と変わらぬ様子でなんだか拍子抜けしました。

『まあ、少し落ち着いたけれど、夜間に急変するかもしれないので泊まってください』と病院からは言われたので私と父で泊まることに。
弟たちと娘は『なにかあったら連絡してね』と帰りましたがその後すぐに急変。

ベッド脇にいる父と私にしっかり目を見て
『ありがとね』と言ったあと、ニコニコしたまま目を閉じて。
眠ったのかな、、と思ったのですが、看護師さんたちは『今すぐ皆さんを呼び戻してください』と。
母の臨終のときでした。

本当に、眠っているようで、とても亡くなったようには見えません。
先生の診断の後、母をきれいにしてくれた看護師さんたちが、代わる代わる母の頬を『ツンツン』と優しく触り、『眠っているようだね』と話していました。

母は1年5ヶ月がんばりました。
抗がん剤や放射線治療を受けて一度全て脱毛しましたが、しばらくして真っ黒な髪の毛が生えてきて、ずいぶん伸びていました。


あいにく葬祭場も混んでいて、葬儀の日まで一週間待たされる状態ですが。

それまでの間は母が生前、最後の入院をするまで気にかけていた家の中の整理を父、弟、私とで頑張っています。

再入院になりました。

2017年10月04日 20時06分55秒 | 徒然日記
7月にノバリス照射のために一ヶ月入院したのち、抗がん剤は体力的にもう使えないので自宅で対処療法の飲み薬だけ出してもらって通院していたのですが。

4週間前は車で孫たちと一緒に山梨まで出かけてお彼岸のお墓参りをしたり、比較的元気だった母が、

2週間前には自力で立ち上がることが出来なくなり、病院へ付き添ったときは車椅子のお世話になり、

さらにその2週間後には食事が全く摂れなくなったそうで、
『がんセンターに入院したから』と父から電話がありました。

翌日、病院へ。
主治医の先生が病室へ来てくださって談話室へ。
母の状態はかなり悪い、
末期なので退院は出来ると思わない方がいい、
いつ、どうなるかわからない
などなど、、、。

覚悟はしていましたが、改めて聞くとやはりショックですね。

とりあえず一ヶ月、今の病室に入院して、既に予約をしている緩和ケア病室が空いたらそちらに移る予定です。