寄る年波のせいか、不摂生な生活のせいか、昨今の徳さん、いささかお疲れ気味のようである。
(この件に関し、いささかの同情も、思いやりも必要とはしない。
こうやって、心情の片隅だけでも公開するということが、結構なカタルシスになっているのでござる。
愚かな自分は、あくまで自分で引き受けまする)
ある朝、この写真の直前の風景を目撃した。
ベットの上で、セロがニーニャの毛づくろいをしている。
あの、ざらついたしたで、せっせと。
(生き物が生き生きと生きている瞬間のキャッチなんて素人には至難の技だ)
瞬間、徳さんは、この身の全てに癒しを受けた。
無償の慈しみ、というのが、肉食獣の彼らにもちゃんと宿っているということだ。
それにしても、この二人、数十分の差で、同じ母親の腹から誕生したのに、なんと毛並みの違うことか!
ニーニャの毛は、柔らかく極細で密集してる。
セロの毛は、剛毛だ。
でも、顔だけは相似系。
猫の生殖事情は、人間の目から見ると、なかなか難解。
ニーニャの不妊手術の時、獣医さんが付き添いを許してくれ、一部始終を観察させてもらったが、二本の管を、これがニーニャの子宮です、と言われた時は衝撃を受けた。
さらなる衝撃は、この管にある受精卵の全てが、それぞれ男親が違うことがありえます。
だって。
不思議な、そして勝手気ままな猫達の愛の世界に、これもまた真実。
と、無宗教ながらお題目を挙げるしかないではないか。
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