カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

べろべろ

2008-10-24 00:05:35 | 本日の酒の肴
昼に馳走になった。にこごりに似ているが訳の分からぬ料理だったので、これは何かと尋ねたら、べろべろだと言う。よけいに分からなくなったので、詳しい説明を求めると金沢のお節料理だと言う。あまりの旨さに食べたもの皆が皿までべろべろと舐めるのでこの名前が付いたものと言う。ペロペロじゃなく金沢語なのが妙。ままかりに似た語源だ。出し汁に卵をかき混ぜ寒天で固めたものをベースに季節の具材を入れたものだ。今回はゼンマイが使われていた。旨い。ただゼンマイが長いまま使われていたので、この料理の造形美があっという間に崩れ去ってしまうのが残念無念。
もっとも、これは、やむを得ないのかも知れない。この料理を作ってくれたのは28才のおのこ。大学では遺伝子組み換え技術を勉強してた。DNAの長い紐を相手にしていた彼は寒天の中のゼンマイがDNAに見立てられて、その切断に踏み入れられなかったのだろう。
ともかく、べろべろはこの上なく旨かった。徳さんの家の定番メニューになるのは間違いない。
これは酒の肴にうってつけだ。しかし、その時は昼。
いくら飲んだくれの徳さんでも、運転中と施療中は酒に手を出しはしませぬ。

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2 コメント

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べろべろ (藤本)
2008-10-24 02:44:58
今回、料理を出させて頂いた、自立ステーションの藤本です。
因みに、26才です(笑)。北陸出身(福井)ということで、なんとなく「べろべろ」を作ってみたのですが、本場、金沢のものとは少し違ったものでもあったように思います。ですが、ブログにまで掲載して頂き恐縮しております。
次回、先生が来られた際にも、何か珍しい料理がお出し出来ればと思います。
ですが、その前に、今日指摘していただいた体の姿勢を正すことを、努力したいと考えています。
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次回 (徳さん)
2008-10-29 21:14:06
もちろん料理も期待してますが、遺伝子の面白い話を期待してます。
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