I love Chiee!

chieeと私のバトルな日々

宣告

2008-03-02 11:19:08 | welfare
「『あなたは肺ガンで余命半年です』と言われました」

とふいに電話の向こうで言われたら、どう対応したらいいだろう。

電話を切ってから、どうしてドクターは、この、高齢の、孤独にひっそりと生きる患者さんにそんな宣告をしたんだろうと思った。

しかし時間が経つにつれ、これまで多大な苦難を生き抜いてきた聡明なこの人には、伝えた方がいいと判断したのかもしれない、と思えてきた。

私はまだお会いしたことがないクライエントなのだけれど、5分たらずの電話で本当にいろんなことを考えさせられた。

「あまり伝えられた時間にとらわれずに、日々しんどい思いをしないで過ごせるように、お医者さんの言うことを聞いて、きちんと治療を受けて下さいね」

言ってあげられることはそれくらいしかなかった。

私はまずは身体の痛み・苦しみを取ることが頭に浮かんだのだけれども、心の痛みは測りきれないですね…

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