木曜の新聞に、IDDMネットワークの情報が掲載されていました。
1型の患者さんにとって、インスリンは命綱。
また、糖尿病患者さんで透析をされている方はその環境を確保できているでしょうか。
医薬品の不足や医療環境については多くの課題があるようです。
ボランティアについてもいろんな議論がありますが、私はまずは自助・共助からスタートし、各避難所などで世代に関係なく動ける人が動き、中心的役割をする人がどこかに情報を集約し発信し、そこからニーズに応じた援助をしていくのがベターなのかなと思ったりしています。
そこで自治体がリーダーシップを発揮して、NPOやボランティアグループなどのインフォーマルな社会資源を十分に活かしてほしいと思います。
被災地では地方公共団体の職員はもちろん介護職員や医療職者、教員などが自身も被災者でありながらぎりぎりの状態で頑張っておられると思います。
この人たちをどう支援しエンパワーできるかも考えていかないといけないと思います。
特に、学校の役割は大きいと感じます。
新学期に向けて、学校が動き出しています。
子どもたちの教育環境、生活環境を整え、急いで学校を再開しようという動きは、みんなのエネルギーになると実感しています。
だからこそ、子どもたちを支える先生や家族や周囲への支援が行き届くようにと思います。
日々の報道を見ていて、家族を亡くした人の悲しみや絶望と、子どもたちの笑顔の向こうに見える希望が交錯して、本当に複雑な思いの毎日です。
今日は福山くんが東日本震災チャリティ24時間ラジオのパーソナリティをしています。
いろんな人の思いを聞いていると、本当に涙が出てきますね。