4本とも見ましたよーっ!
録画で…^^;
「見たい」という人が何人かいたけれど、DVDレコーダーのハードに入れてしまったので、持ち出しできなくて、すいません。
先週の和栗先生はとても落ち着いていた。
やっぱり、大事な妊娠前管理。
【正常型】と【妊娠前に糖尿病が判明している1型2型】の間にある、【妊娠中に診断・発見される例】の先天異常の率は明らかに高い。
これは、妊娠後に糖尿病と診断される例は、【妊娠糖尿病】と【糖尿病合併妊娠】の判別はできないが、すでに妊娠前に糖尿病を発症していて未発見・未治療の状態が多く含まれていることを示している。
妊娠前のスクリーニングの重要性を改めて痛感した。
またそのときは、食前ではなく食後の血糖値を調べて欲しいとおっしゃっていたが、これは、一般の開業医にはない認識なのではないのかなと思う。
(必ず空腹値を測定するので)
その前に、私みたいに糖尿病がハイリスク妊娠って知らない医師にかかる可能性もあるわけで。
今朝放送された細井先生は、緊張していた。
まじめな先生だけど、笑いは欠かせない先生なので、終始緊張していたなあ。
講演と違って笑いを取れないのがテレビ収録のつらさかな。
今日は高齢者の糖尿病がテーマだったんだけれど、決して肥満と伴うとは限らない糖尿病の発見が強調されていた。
驚くのはBMI値が平均値より高い人と低い人は、同じくらいの発症リスクを抱えているということだった。
これは東洋人特有の、インスリン分泌能の低さが関わっていると思った。
インスリンが過剰に分泌すると肥満して、よりインスリンが必要になり抵抗性も高くなり発症に至る。
逆にインスリンが分泌が少ないということは、肥満にはならないが高齢で分泌能が相対的にさらに低くなると発症に至るということだと思う。
そう考えるとやっぱり炭水化物管理は大事だし、2型でも食事や運動よりもインスリン治療が優先される場合があるということなんだろう思った。
これらは一般的に行われている糖尿病医療や指導ではなかなか配慮されないことじゃないだろうか。
今回、高齢でも1型を発症する例があるとわざわざ言及されていたことも興味深い。
突発性、いわゆる劇症を80歳で発症した例について述べられていた。
川村先生は小児2型に言及され、細井先生が高齢1型に言及されたことは興味深い。
治療は一律ではない。
【テーラーメイドの治療】という言葉がしばしば使われるようになった。
ひとりひとりの病態や背景に合った治療を、という先生方の言葉は誰に向かうものだろう?
多くの医療従事者に響きますように。