岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

シナリオ『風のガーデン』倉本聡著を読みました。

2023-04-09 13:05:13 | 紙メディア

実は倉本聰さんの本を読んだことはありませんでした。

偶然、ご本人にお会いすることがあり、その佇まいに感銘を受け、読み始めた。

最初の本は『古木巡礼』でした。

各地にある古木の気持ちを代弁するという内容でした。

倉本さんの思想を樹々が語っています。

2作目は、この『風のガーデン』です。

やはりシナリオを読まなくてはならないと思いました。

シナリオライターですもんね。

普段、ドラマは見てもシナリオは読むことはないです。

最初はとっつきにくかったのですが、徐々に慣れて引き込まれていきました。

テレビでは11回連続のドラマとなったようです。

一話45分でしょうから計500分程度でしょう。

映画なら4作分程度になります。

1話毎の起承転結が重なって大団円を迎えることになります。

その構成力は想像も及びません。

大変なことでしょう。

読むのは簡単ですが、書くとなるとまさに異次元ですね。

ウィキを見ると88歳です。

(先日亡くなられた大江健三郎さんと同じ歳です)

まだまだ活躍されると思います。

富良野3部作はレンタルショップに置いてありました。

もう長い間レンタルすることがなかったのですが

観たいので会員登録をしました。

しばらく楽しめそうです。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

ウクライナの平和を!

 

 

 



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