
久し振りに駅ナカにある書店に行きました。
安倍晋三氏関連の本が平積されていました。
緊急出版された「いつもの顔ぶれによる追悼本」もありました。
よく見聞きする人たちです。
なかでも桜井よし子さんは特別なんでしょうね。
購入した本が2冊です。
『太平洋戦争秘史ー周辺国・植民地から見た「日本の戦争」』山崎雅弘著
『世界はさわらないとわからないー「ユニバーサル・ミュージアム」とは何か』 広瀬浩二郎著
まず、「太平洋戦争秘史」から読み始めました。
この本の目指すものは、まえがきに書いてありました。
現代の日本人が過去の大日本帝国からいったん離れた視点で太平洋戦争全体を俯瞰して、
国際社会で共有されている歴史認識と互換性のある、有意義な対話や意見交換が
できるような歴史認識を持つ必要があります。
本書は、そんな観点を読者に持っていただくためのツールとして企画されました。
この本の対象となる国や地域は、
仏領インドネシア(現ベトナム、ラオス、カンボジア)、英領マラヤ(現マレーシア)、
英領シンガポール、米領フィリピン、蘭領東インド(現インドネシア)、英領ビルマ(現ミャンマー)、
英領インド、英租借地香港という八つの植民地と、タイ、モンゴルというふたつに独立国、
そして英連邦の構成国としての対日戦に参戦したオーストラリア、ニュージーランド、カナダの
三国がどのような形で太平洋戦争に関わったのか…
多くの日本人は知らないのではないでしょうか。
どのような経緯で真珠湾攻撃がおこなわれ、同時に太平洋やアジアの国と地域に軍事侵攻をしていったのか、
断片的に知っているかもしれませんが、
各国や地域の歴史の中でどのように位置づけされているかなど知りません。
400p超の新書です。
今、読んでおかなくてはならない本だと思いました。
お読みいただきありがとうございました。
💛ウクライナに平和を💛