岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

「ホリエモンの錬金術」で学習中。

2006-01-22 13:41:32 | 日本の仲間
今朝は、このブログを斜め読みしておりました。
しっかり読んでも理解できないのが現状なので斜め読みで勘弁です。

昨年のクリスマス総会で無配継続と聞いて驚いた理由がよくわかりました。
もちろん、金が惜しいのが第一でしょうが、途方ない株式分割をすることで
株数が10億を超えてしまい、万が一配当する気があってもできない自体に
なっていたということですね。
1株5円配当しても50億円ですから、実態のない虚業の企業には無理な
話なのでしょう。しかしこの会社、事件がなくともずーと無配会社という
ことになりそう。
金は出せないが、株の売買で儲けてね、というのでは株主にホリエモンに
なれということでしょう。
さて、ライブドアの株は一株から売買できるという。
ならば究極の売買件数は10億件となりますね。これはとても現実的な
数字ではないのですが、今や東証の30%は、ライブドア株の売買と
なると聞いて納得しました。

「ホリエモンの錬金術」を読んでいると、今報道されている詐欺行為は、
宮内氏の独断で行なわれたというのは(本人が発言したという)、
とても信じられない。確かに知恵を受けただろうが、すべてわかっていた。
この会社の存在自体が、この錬金術からなりたっていたということだから、
知らないわけがないのです。

東証の問題点は、売買件数増の理由がわかっていなかったことに
プラスして、自ら上場を認めた企業について何も理解していないとい
うこと。
単なる「眠れる管理人」になっていたことです。
しかし、その東証はだれがチェックしているのか。
当然、国が見ていなくてはならないのだが、まったくそれができていない。
それもわかってしまった。

丁度、国会が始まった。まだ小泉氏は総理の席に座っている時期で
よかった。とことん、追及してほしい。
私たちが、乗ってる船がどのような状況にあるのか。
泥舟とわかってもいい。どのような泥舟か知らなくてはならない。

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