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岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

ブラタモリ「つくば」編を観ました。興味深かったですね。

2021-10-24 10:14:10 | TV 放映

テレビはニュース以外はあまりみないですね。

見たい番組があれば、録画をしてゆっくり観ます。

昨夜のブラタモリもニュース後に始まったのですが、そのまま観るのではなく録画しました。

「つくば」についてはほとんど知らないので興味がありました。

今朝はサンモ二を前半だけ観てスポーツのコーナーからは録画していた「つくば」を観ました。

タモリさんは地質や地図などに興味をお持ちなのは有名です。

そのためか、「つくば」では、国土地理院も訪問しました。

国土地理院がつくばにあることも知りませんでした。

私の趣味はウオーキング、ジョギング、ランニング、ハイキングを野外が中心ですから、地図は必需品です。

特に登山では、命の次くらいに重要です。

 

日本全土は25000分の地図で網羅されていますから、その地図を作成し更新し続けることは膨大な時間と労力が必要です。

その一端を垣間見ることができました。

特に興味があったのは、米軍による緻密な航空(空中)写真です。

国土地理院が保管しているとは知りませんでした。

 

ここらはTV放映を離れます。

米軍の航空写真は当時(第2次大戦中以降)の世界最高峰だったと思います。

戦時中に全国の都市はほとんど撮影しています。

岡山市も当時の精緻な航空写真は米軍撮影のものだけです。

もちろん、爆撃目的で撮影しています。

日本は見事なまでに丸裸状態になっています。

爆撃前と後に撮影していますから完璧です。

爆撃前の写真は、すでに失われた街の姿が精緻に残っていますから貴重です。

気持ちは非常に複雑ですが。

見出し画像は、爆撃前の私の生家周辺です。

(タモリさんも国土地理院で生家が映っている写真に感動していましたね)

幸い、焼失を免れました。

現在、周辺の様子は一変しており貴重な写真です。

それが地球の反対側の国の航空機が撮影した写真です。

本当に無謀な戦争だったことがわかります。

 

ブラタモリに戻ります。

産総研の地質研究部門も訪問しています。

こちらもとても興味深かったです。

岩石の標本(たしか厚さ0.03mm)のプレート作りには驚きました。

「ブラタモリ」からは多くのことを学んでいます。

番組が今のゴールデンタイムに定着するまでは、東京の路地裏の散策(段差巡り)など、まさに手作り感満載でした。

今や、タモリさんは平成令和の伊能忠敬のように全国を飛び回っています。

ここまで全国を巡った研究者は居ないのではないかとさえ思います。

素晴らしい業績だと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 


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