この本は、岡山市で開かれている「女たちのおしゃべり会」(市場恵子さん主宰)で参加者の方に分けてもらいました。
当日のお話は藤原美香さんの「腸活」だったのですが、それはそれで、とても興味深かったのです。
もちろん「女たちのおしゃべり会」は女性の会なのですが男性が参加することも可能です。
ハードルはありますができるだけ参加しようと思っています。
さて、この『「遺骨を拾わない・お墓をつくらない」 . . . 本文を読む
竹田恒泰氏が山崎雅弘氏を名誉棄損で提訴し全面敗訴になっていたことは知らなかった。
この本はその811日に及ぶ裁判記録である。
とても読みごたえがある。
提訴し敗訴した竹田恒泰氏だが血筋を売りにしたタレントのようである。
wikiの略歴の最初に身長178cmと書かれている。
まさか本人が書いているわけではないだろうが、血筋についても細かく書かれている。
こ . . . 本文を読む
素晴らしい本ですね。感心しました。
安冨歩さんはご存知ですね。
youtubeを見ている方ならもちろんと言われるかもしれません。
一月万冊という番組あって、その中でさまざまなテーマで話されています。
私はこの番組を見て初めて安冨さんのことを知りました。
東大の教授にも面白い人がいるなー、この人の講義なら聞きたいなとおもいました。
番組の中ではポジティブフィードバックという言葉が出てきま . . . 本文を読む
物が捨てられない性分です。
貯まる一方なので整理しなくてはならなくなります。
本棚の奥にある文庫本などを処分しなくてなりません。
昭和の頃に買って本の多くは、紙が変質しています。
とても読みにくいので片付けています。
しかし、新潮文庫や写真集などは上質紙を使っているためか変質していません。
そのため、廃棄を免れた本があります。
当時読んでいた池波正太郎さんの本の中でごく一部が残りまし . . . 本文を読む
大江健三郎さんの作品を読んでいます。
初期の作品『芽むしり 仔撃ち』(1958年)を読みました。
しかし感想に関してはもう一度読んでからにということで。
とりあえず一言、「すごい」です。
今日は本の巻末の紹介です。お得意の裏口入学です。
講談社のミリオンブックス(新書版)です。
昭和35年発行です(初版)。西暦でいうと1960年。
今から60年以上前の発行です。
. . . 本文を読む
蒸し暑いですね。気だるい日々が続きます。
友人の中には体調不良の方も多いようです。
いつもの年に比べてもそう思います。
コロナの流行が収まったのかどうかもよくわかりません(直近4週間で2800人が死亡)。
こまかなデータはもう出てきませんから。
ただ身近な人がかかってしんどい思いもされているということは聞きます。
先週、コロナワクチンを打ちました。
重症化を防ぐことにはつながるようで . . . 本文を読む
安田菜津紀さんの文章を読むのは初めてでした。
テレビ出演の時にはフォトジャーナリストと紹介されています。
彼女の写真もこの本で初めて見ました。
彼女のテレビやyoutubeで話をされている時の雰囲気(ことば、内容など全体的なもの)がとても心地よく、
この本の出版を知ってぜひ読んでみたいと思いました。
本当に読んでよかったの一言です。
若くして亡くなった父と兄、その人生の . . . 本文を読む
今年の3月3日、大江健三郎さんが88歳でなくなりました。
しばらく音沙汰がなかったので心配していました。
このようにカタチで訃報を聞くということが多くなったと思います。
大江健三郎さんの本は書棚に10冊程度あります。
実際に講演を聴く機会もありました。
京都大学の公開講座でした。20年ほど前だったと思います。
もちろん若々しかったです。眼鏡を忘れた(老眼用)というで立ったまま話されまし . . . 本文を読む
めっきり報道されなくなった統一教会問題。
昨年は今にでも宗教法人取消が決定するように報道されていた。
現状はどうだろうか。
質問が繰り返されているとの記事は読むがよくわからない。
自民党本部と議員は、もう地方統一選挙でみそぎも終わったと思っているのかもしれない。
人々が忘れるのを待っていたことだろう。
この22年10月に出版された『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』をいま読むと、
. . . 本文を読む
この本に関してはほとんど知識がなかったのですが、公民館講座「良寛さんに学ぶ会」の修了会時に会員さんから教えてもらいました。
話の成り行きは講師の先生が岡山に歴史研究者であり、瀬戸内海の開運にも詳しかったことによります。
岡山生まれの詩人永瀬清子の祖父が吉井川の水運を利用して反物を運び、日本側で商売をしていたことを話したところ、
吉井川の水運に関しての小説があると教えてくださったのが『美作ノ国 . . . 本文を読む
ー軍と加工食品の知られざる関係ー
サブタイトルが付きます。
どの国の軍隊?
想像通りです。
米軍です。
米国でスーパーに行くと売り場の半分は軍由来の加工品だという。
日本のスーパーの半分の食品がそうかどうかは分からない。
軍由来ではインターネットが有名だけど食品ほど古くはない。
食品は100年以上の歴史があるという。
米軍の戦場はほとんど海外であり、例えば第2次世界大戦では700 . . . 本文を読む
奈倉有里さんを知ったのは、青木理さんがyoutoubeで話していたことからでした。
青木さんロシアの国を理解するにはもっと歴史的な視座が必要ではないかと話しておられました。
その話の中でこの『夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く』を読んで興味深かったと。
私は早速、電子版を購入しました。
奈倉有里さん、皆さんとっくにご存知なんでしょうね。
私は全く知りませんでした。
ウィキで . . . 本文を読む
駅の売店で買いました。
名だたる思想家に取材しているのです。
エマニュエル・トッド マルケス・ガブリエル ジャック・アタリ ブランコ・ミラノビッチ
私が読みこなせないのですが、残念ながら印象に残らなかったです。
一方、この取材に対して日本の識者が対談をしています。
東浩紀 市原麻衣子 小川さやか 與那覇潤
なかでも図抜けて興味深かったのが小川さやかさんです。
電子版『「その日暮らし」 . . . 本文を読む
この本は、ドキュメンタリー映画『日本原』の中で最後のシーンにでてきます。
1969年、大阪扇町公園で警官に撲殺された糟谷孝幸さん(当時岡山大生21歳)を50年後に追悼して作られた本です。
私は岡山市出身ですが、糟谷さんについてはほとんど知りませんでした。
しかし、この本を読んでみるとずいぶんと身近な話だったことがわかります。
糟谷さんは党派の活動家ではありません。
それでも、当時の若者の . . . 本文を読む
久し振りに駅ナカにある書店に行きました。
安倍晋三氏関連の本が平積されていました。
緊急出版された「いつもの顔ぶれによる追悼本」もありました。
よく見聞きする人たちです。
なかでも桜井よし子さんは特別なんでしょうね。
購入した本が2冊です。
『太平洋戦争秘史ー周辺国・植民地から見た「日本の戦争」』山崎雅弘著
『世界はさわらないとわからないー「ユニバーサル・ミュージアム」とは何か』 . . . 本文を読む