いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

冬イチゴとヒメアカネ

2013-11-28 23:23:35 | 木の実
朝晩の寒さが一段と厳しくなったazami地方、明日の朝の最低気温は1℃と冷え込むらしい。

ここに来てドングリの木の紅葉が一気にオレンジ色を濃くして美しい眺めになり、本格的に冬に突入~となったようだ。




寒さが増すと赤さを増すのが冬イチゴの実。今年も次々に熟れてきた。



自然の強靭な生命力で今や広範囲に勢力拡大中、1年1年生る実の数も多くなる傾向。



冬に緑色の葉っぱの下に隠れるように赤い実を付けているのが可愛くて、

はな子の散歩道の途中で2本程持ち帰ってから、もう何年になるやら・・・

冬イチゴの小さな赤い実も、はな子との散歩の大切な思い出のひとつ。


ちょっと前22日の、お天気が良いお昼前にまだヒメアカネが居た。

この写真を撮る3.40分程前にはリスアカネも止まっているのを見たし。

11月頃まで見られるとは書かれていたけど、本当にこの時季でも生きていられるって凄いわ~。




いつもの様に、お顔拝見、のっぺらぼうだぁ~。




そして、定規を持ち出して来て、身長測定もお定まりのコース。

身長(?)3.4cmと小さくて可愛い。

それにしても、これがこの夏~秋で最後のトンボ撮りだろうな。。。ちょっと寂しくなるなぁ~。




万両や千両やカラタチバナなどと一緒にお正月の縁起物ともされている、ヤブコウジ(別名、十両)

家の裏の斜面に、ひっそり小さなリンゴのような赤い実を付けて・・・

我が家のマンリョウやヒイラギ、南天の実が、真っ赤に色づくといよいよazami地方も冬本番到来。

明日の朝はグンと冷え込むってことだし、嫌だなぁ~寒くなるのは。










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節電とハンテンと猿子

2013-11-26 23:42:04 | 好きなもの
突然ですが、皆さんは節電って今でも心がけていらっしゃるのかしら?

思えば、震災当時から当分の間は声高く叫ばれ続けていた節電も、あの頃程は聞かれなくなったような気がする。

国からの節電のお達しをテレビで流していた当時、特に節電の努力をしたこともなかったのだけど

最近になって、チョットしたきっかけから自分ちの家計が助かる節電に今更だけど目覚めた私と家族。

それは、家の中の主だった家電の電気使用量が、パソコン画面でリアルに把握できる器具(?)を

設置した結果、それまで殆ど努力していなかった節電意識が高まった。

電気の使用量を時間単位、日にち、月単位などで目でじかに見ると、意識が変るわ~。

この器具は掛かる経費全額が補助金で賄われるので、まんまと国の節電対策にやられちゃってるから、

「国のお達しだからやるわけじゃない・・・」うんぬんって言えないよな~。


そんなことがあって、これからの寒い冬に向かい、電気の使用量を押さえる為に、

昔っからある綿入り半纏や猿子を、着ればちょっとは節電出来るかも・・・と思いついた。

(猿子は「ちゃんちゃんこ」とも言いますね~)

昔の人は今みたいに電気の炬燵もなけりゃ、エアコンでヌクヌクした生活なんてありはしなかった。

衣類にしても今のように丈夫で保温性に優れた軽くて暖かい物はなかったしね~。

そんな時代の人たちが、少しでも暖かく暮すために考え、着られて居た物が綿入り半纏と猿子だよね。

そんな折、ホームセンターをウロウロして居て見つけた綿入り半纏と猿子、


たったの980円は安いよね。昔ながらの物は3.4000円位かな。

これはグッドタイミングの出会い、即!買いでしょう~ってことに。

やっぱりね~今の時代にマッチした商品らしく昔ながらの柄や素材じゃないものが売られていて、

(勿論、昔ながらの縞模様や久留米絣なんかの商品も1杯売られているんだけど)

私が選んだ柄はドットとチェック、表生地はフリースで中綿はポリエステルの軽々した物。


袖ありなのに、値段は一緒、
これは、何もしないでテレビをボーっと見たり、炬燵で本を読んだりする時に。


これが、思った以上に軽くて暖かくて~~、良い塩梅なのだ~。

これがあれば、ちょっとは節電できそう~寒い冬ド~~ンと来い!な~んて強気になっている私。

人一倍寒いのが苦手な私にうってつけの物を、もう1つスーパーの衣料品売り場でも見つけてゲット。

それはキルティングで裏フリースの巻きスカート。これはジーンズやシャリシャリパンツの上に。


割引セールで一枚1500円也~。普通だと3000円前後。
装着がとても簡単で、誰かが来られた時はバリバリバリ~~っとスナップを外して出て行けて便利。


オシャレに履くキルティングスカートじゃなくて、暖かさ追求の実用本位のふくらはぎの中間丈。

台所に立っている時やパソコンのイスに座って居る時に使うと、あったかい~。

去年一昨年から売っていたのかもしれないけど、今年やたら沢山売っているので目に付いた。

こんなに売られているってことは、それだけ需要があるってことだよね。

それもいろんな丈の商品が揃っているので、自分の生活にあった好みの丈を選べるって寸法だ。

その上、今日はヒー○テックの暖パンと下着2枚を新調してきたので、寒い冬の強い味方が増えた気分。

さぁ~て、あれやコレや暖かく過ごす為の買物が、果たしてどれだけの節電効果に繋がりますことやら。

だからって、炬燵もエアコンも必需品に変わり無いけど、電気をガンガン使わずに居られるか?どうだか?









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黄色のハート

2013-11-22 23:21:44 | 草、花の実
先日のこと、細々した買物や公共料金の支払いやらを予ねて町まで~~

細々した物、CDの収納ケースだとか部屋履きの暖かいソックス等などを100均で買って、

いつものホームセンターで以前にそこで買ったはずのコ○ヨのペタンコシールを買うつもりが、

店員さんに探して貰ったけど、置いてなくて、じゃ~スーパーの化粧品店でカラートリートメントの予備を買うついでに、

文具売り場ならコ○ヨの商品だから置いてあるはず・・・と探してみるも、無し。

仕方なく、もう一軒別のホームセンターへ行ってみたら、あった、あった~~!

私の記憶違いだったんだ!私の記憶ったらどんだけいい加減なことか!

自信満々で最初に行ったホームセンターで買ったと思い込んでたわ~。

で、やっと見つけた嬉しさに1個257円のペタンコシールを棚にあるだけ4個も買っちゃったよ。

これで、当分無くならない、安心して使える~~~と嬉しがる私。

こんな所にも私の買物の変な癖が出ている。気に入った物、好きな物は2個買いしたくなる癖。

これって、心理学で分析してみたら、私の心にある何かが判るんだろうな~っていつも思う。



さてさて、いつもの坂道を登っていると、こんな可愛い黄色のハートに出会った。

真っ赤でもピンクでもない、黄色のハートがいっぱい。



ハートの形って何だか楽しくて嬉しくなる形をしていると思う私。

単なる葉っぱの形じゃないの!と言っちゃえばそれだけのことだけど。

これがもっと日にちが経って来てみたら・・・赤くなってないだろうか? ならないだろうな。。。。

ハートの蔦は所々欠けてたり、剥がれていたり、穴が開いてたり、

人のハートも無傷じゃいられないもんね~。一緒か~!




先だってアップしたトキリマメが、ついにパックリ開いてサヤの片方にだけくっ付いていた。




普通、豆ってこんな風にサヤの外側にくっ付いて弾けなくない!?

パコーンとサヤが弾けない方(底の方)に豆が並んで付いているような気がするんだけど。

エンドウとかアラスカ豆とかって!

トキリマメの外へ飛び出しそうになって、ぶら下がっている状態が面白くて好きなんだな~。






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ホシホウジャク

2013-11-20 23:40:46 | 昆虫

忙しそうに飛んでいる姿が可愛いので、写真に撮りたいとこれまでにも何回もチャレンジして、

まぁ~見事に失敗続きのホシホウジャク。

今回の写真も載せるのが躊躇われるようなものなんだけど、ちょっとは姿が写っているので、

写したてみた~よの印として載せることに。

ただ、写真を撮ってみて思って居たよりはるかに可愛くないことが分って、ちょっとガッカリ。

花の蜜を求めて飛び交っている姿はあんなに可愛いのになぁ~・・・・


分り難いケド真ん中辺りに居るよ~。

この写真を撮ったのは、まだホトトギスが咲いていた10月21日。

その頃に1番たくさん飛んでいる姿を見かけたけれど、この頃の様に寒くなった晩秋の時季にも

お天気が良く陽射しが暖かい日には、終わりかけの百日草の花の周りを飛んでいる。

今日も、又、その大忙しに飛んでいる姿をみることが出来た。



アップにしてみたホシホウジャク。
 
高速回転の翅がまともに写ってないけど、特徴の後翅の黄色がどうにか見えるよね。



ホシホウジャクはチョウ目スズメガ科の昆虫、ガの一種だけど、

飛んでいる所を見ると、ガとは思えなくてとても愛らしい感じで好きなんだけど。



アップでみた頭部、目がチョウチョみたいに可愛くな~い、

アップにするとブサイクでちょっとイヤかも。。。



止まっていることもあるらしいけど、私はそんな姿は1度も見たことが無くて、

いつもいつも超高速回転の翅の音をブーンブーンいわせて

凄い速さでせっかちに飛んで居る姿しか見たことがない。

花から花への移動も素早くて、ホバリングの名手でもあるホシホウジャク。

いつか、もうちょっとマシなホバリングの写真を撮ってみたい。








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モミジバフウの紅葉

2013-11-18 23:30:02 | 
今日の紅葉はご近所さんのお家の外にある、広~いお庭と県道の境に植えられている「モミジバフウ」

この木の紅葉と実に気がついたのは何年位前だったか?   と、ブログ内を検索してみたら2006年12月

この木にとても変わった実がぶら下がっているのを見つけたと載せていた。208年11月の紅葉も

それまでは、なぜだかここのお宅にこんなに素敵に紅葉する木があるって気がついていなかったのが、

今、振り返っても不思議っちゃ不思議なんだけども。



20m位な大きい木に成長するので、普通は庭木として植えているお宅は少ないらしい。

街路樹や公園に多く植えられているそうな。

そう言えば、おチビちゃん達と時々遊びに行く公園にも大きなモミジバフウの木が何本かあったっけ!




つい最近までフウの木というのがあることを知らなかった私。
モミジバフウは漢字だと「紅葉葉楓」とも書くのだけれど、それ以外にフウの木があったなんてでした。

それを知ったのは写真がとても素敵な方のサイトを見た時、”フウの木”と説明が書かれていたから。




それで初めてもしかしてモミジバフウ以外に、ただのフウって名前の木もあるのか?と疑問を持って、

早速、検索をしてみたら・・・あったんですよ!




フウ科フウ属には葉っぱが5~7裂するモミジバフウと、3裂するサンカクバフウの2種類があるそうで、

サンカクバフウは単にフウと呼ばれることもあるって!(中国、台湾が原産)タイワンフウとも呼ばれるんだって!

で、今日の写真のモミジバフウは別名がアメリカフウとも呼ばれ、北米、中南米が原産なんですって。




それにしても、なんて綺麗に紅葉していることか!



手前の葉っぱにピントを合わせて。 ピント甘いけど。



後のたくさんの葉っぱにピントを合わせて。



あれ?あれ~?今年はあのイガイガ太陽みたいな実が見えないようだけど・・・

実が付かない年もあるんだろうか?

葉っぱに隠れて見えないだけなのかなぁ~? 又、今度よ~く観察してみよう~。




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ハゼの紅葉

2013-11-16 23:23:03 | 
今回この写真を載せるにあたって、いささか頭の痛いことが・・・

以前にもこの木については悩まされているのだけれど。(ハッキリと分らないままになっている)

果たして、ハゼノキなのかヤマハゼなのか? それとも一見そっくりな、ハゼノキとヤマハゼの両方が

山のあちこちで混在しているのかもしれないし・・・と悩ましいことだ。

で、どちらとも決めかねるので、タイトルは「ハゼの紅葉」とした。

見る人が見れば分るんだろうけど、私にはどうにもハッキリと区別がつかないので。




家の周辺から、地区のあちこち何処にでもこの時季になると、

こんなに沢山のハゼの木があるんだな~と驚く位、鮮やかな紅葉を目にすることが出来る。




ハゼの実がたくさん生っている。これって鳥さんたちのご馳走になって、

又、山のあっちやこっちににハゼの木が増えるんだろうね~。




ヤマハゼでもハゼノキでもこの実から和ローソクを作る蝋が取れる。

が、室町時代以前にハゼノキが渡来してからはもっぱらハゼノキから蝋を採るようになったそうだ。

どちらも日本の関東以西、四国、九州、沖縄で見られる、




太陽の光が射すと色づいた葉っぱの輝きが、一段と増して美しい。

モミジの紅葉をわざわざ見に行かなくても、こんな綺麗な紅葉が身近にあるって有り難い。



綺麗な花にはトゲがあるって言葉があるけれど、これ等綺麗なハゼノキやヤマハゼ、ヤマウルシなどウルシ科の植物は、

有毒植物で、人によっては樹液に触れたり葉っぱに触れることでアレルギー皮膚炎を起こすことがある。

妹2も子供の頃にヤマウルシでかぶれたことがあるし、又、随分前のことだけど小学校の工作で先生がハゼの木と知らずに、

その木を切ってお箸を作って、姪っ子が酷くかぶれて病院に行ったり男子生徒も少しかぶれたことがあった。

かぶれ易い人は木の側を通っただけでもかぶれるって言うけど、そんな敏感な体質の人もいるのかもしれない。




私は今までかぶれたことは無いから大丈夫だとは思うけど、

ハゼノキとヤマハゼの違いを見るために、葉っぱを手に取って調べるのは少しドキドキするかなぁ~。

秋の落ち葉ならかぶれる心配もあまり無いかもしれないから、2.3日内に取って来ようか~。

まぁ~そこまでして、知りたくてならないわけじゃないけど。


とか何とか言いながら、やっぱり確かめたくなって写真に撮ったハゼの木の場所へ行って、葉っぱを取ってきた。

1、葉っぱを触るとツルツル滑らかな感触(ザラつきないのは無毛ってこと)

2、葉っぱの付いているジクの部分もツルツル。(この部分も無毛)

3、葉っぱの先が細くて長い。

4、紅葉した葉っぱの裏側が赤くなっていない。

5、葉脈の盛り上がりも少ないかな?

こんなことを確かめた私の分る範囲で言えば、どうやらこれはハゼノキではないかと・・・(自信は無いけど)。










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コマユミとリンドウ

2013-11-14 23:17:37 | 木の実
11日の夜から冷え込んで一気に寒さが加速、秋をゆっくり楽しむ間もない内に、

12日の朝の最低気温は5℃、13日も今朝も6℃。11日の最低気温12℃から6~7℃も急激に下がるとは。

最高気温も5℃くらい下がっているので、慌てて毛布を足したり、暖かい衣類を引っ張り出したり、

昨日のニュースで東京の若い女性がインタビューに答えて「ダウンコートを着てき来た」とか

「厚手のコートを着てカイロを使っています」とか。

いつの間にこんなことに・・・・ついこの間までの暑かった日々がウソのよう。

そんな中、今日は良いお天気で最高気温が少し上がったようで嬉しかった。



一昨日も例によって、班内をグル~ッと一回り。(この日もカメラ持参)

広い車道に面した山際にあるコマユミの実の、今年の実の付き方はどんな具合かと・・・

対向車が来ていないことを確かめて・・・っと道路を横断して近づいてみると、



数は少ないけれど、ある!ある!小さな赤い実がポツンポツンと。可愛らしい~。

秋の葉っぱの色づきも凄く綺麗で、庭木にする人も多いらしい。わかるな~。

マユミは高さ3~5mで、コマユミの高さは1~3mで小さいことからコマユミの名前がついたのだとか。



ちなみに、↑↑↑これがマユミの実。

コマユミの比べて、とても華やかに目立ちますね~。



マユミはニシキギ科ニシキギ属の落葉低木、コマユミもニシキギ科ニシキギ属なんだけど

ニシキギの品種だそう~。マユミの品種ではないんだ~チョットややこしい。




我が家に一枝二枝貰って来て挿し木にしているコマユミは最初の年は赤い実が付いたのに、

その翌年と次の年に6mm程の小さな淡い黄緑色の花が幾つも咲いたと言うのに、

全部虫に食べられて実が付かずじまいに終った。

今年は花も咲かなかったのか、それとも見落としている内に虫に食べられたのか?全く見ずじまいだった。

これから何年か先にもっともっと大きく育ったら、赤い可愛い実が生ると信じて待つことに。




鉢植えの去年ホームセンターから買って来たリンドウは、とっくに花の時季が終わっているけど

今頃になって、家の裏の山すそのリンドウが2本だけ今年もひっそり咲いていた。

細く長く伸びた茎は倒れていて、花だけがシャキッと起きて咲いているのが、ちょっと可笑しい。

これとは別の1本は花が哀れに虫に食べられて可哀想なことになっていた。




鉄分かな?それを含んだ水が滲みだしているので斜面が黄茶色っぽくなっている。

リンドウの側には花の終ったワレモコウの葉っぱが・・・

わずかに咲くリンドウが消えてしまわないように、毎年、草刈り忘れないようにしている私。

来年も咲いてくれるだろうか?







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奥大山の紅葉

2013-11-12 00:15:56 | お出かけ
8日の「大山の紅葉」の第二弾を・・・・・

鍵掛峠で紅葉を満喫した後、車をUターンさせることもままならぬという事もあり、

そのまま大山環状道路を桝水高原、大山寺へと走らせ途中の道路両脇のブナ林の美しい紅葉をながめつつ、

桝水高原まで行った所で折り返して、昼食の予定場所の奥大山へと向かった。



やっと奥大山に到着、大山にはスキー場がいくつもあるのだけれど、ここもその1つで、

冬には奥大山スキー場として大勢のスキーヤーで賑わう。

30代半ば頃、初めてスキーに挑戦して、それから5.6年位だろうか?

大山のスキー場には何回も通ったものだった。(奥大山ではなかったが)

ただし、生まれつき運動神経の悪い私のこと上達は望めず、

通っても通っても初心者レベルから進歩することは無かったな~。

それでも、スキーの経験を1度もしないままより、はるかに様々な経験から得たものは大きかったと思う。

もうすぐ、ここ奥大山もスキー場へと変わり白銀の世界になる日も近い。




とにかく、お腹ペコペコってことで来る途中のコンビにで買ったオニギリでお昼ご飯にする。

斜面の芝生に座って食べるオニギリは最高~に美味しかった♪

何本もあるナナカマドの実は真っ赤に色づいていて、

気持ち良い空気と周りの山々の紅葉をおかずに・・・




腰を下ろしてオニギリを頬張る目の前には、マユミのとっても可愛い実が沢山ぶら下がっていた。

写真や本では見て知っていたけど、本物のマユミを見たのは初めてだった。

今まで此処に来ても1度も見た記憶がないのが不思議なんだけどな~。。。。。




そして、マユミの木に寄生して何かの小さな実が見られた。

これって、なになんだろう~?



又しても、思い出話ばかりで恐縮なんだけど、振り返ってみるとあれこれ思い出されることって多い。

30歳の頃から習っていた油絵教室の先生と生徒10何人か居たかな?

皆で一泊で絵を描きに来たことがあった。その時に泊まった宿がここ奥大山にあった。

一緒に来ていた何人かの山登りが好きな人達は、せっかく此処まで来たのだからと早朝から大山登山に出かけたが、

私は「そんなに早起きはしたくない~~」と残り組の1人となった。

・・・って言うのも、何の訓練もしていない状態で、いきなり1000m以上の山に登る自信が無かったのだ。

で、どんな絵が描けたのかは・・・まぁ~”あんなもん”でしたがね。わはは





数はそんなに多くないけれど、白樺の木も・・・

赤やオレンジや黄色、緑にそこだけ明るく映えていた。




たわわに付いたナナカマドの真っ赤な実が光を受けてとても綺麗に輝いていた。




そうそう思い出と言えば、やはりお出かけ好きな父と一緒にも何度か紅葉の大山を訪れたことも忘れ難い。

まだ自動車道が出来ていない頃から何度も一緒に行っていたのだけど、長い時間車に乗るわけで、

「疲れたんじゃない!?」と聞くと、「何が~?全然疲れんわ~~」と楽しそうな顔で返事が返って来たものだった。

この日も父の話になり、妹曰く「好きじゃもん、今日も絶対に一緒に来とるわ~」と。

私もpochikoさんから教えて貰った通り「思い出している時には一緒に側に居るよ~」と。




自然と言う名の絵描きさんは、どんな画家さんより素晴らしい絵を描く才能があるみたい。



こんな事もあったな~、まだ3歳かそこらの姪っ子を連れて遊びに行った30年以上前のこと。

大山の正面玄関と言うべきかな、大山寺の横を流れる河原に下りて水遊びに興じて入る内に、

水遊びの小さな子供が良くやってしまうパターン、初めは気をつけているのに・・・

ついには下着が水に濡れてしまう、あれね~。   やっちゃったよ~!でした。

その後でどう対処したのか・・・はもう随分前のことなので忘れちゃいましたけど。

でも、その時の出来事は今も語り草で、小さく可愛かった姪っ子の姿がハッキリ目に浮かぶ。




勿論、大山には家族とだけではなくて他の人たちとも遊びに行ったんだけれど・・・

忘れられない大切な思い出と言えば、はな子を連れて大山までドライブしたことかな。

はな子の為に何度もトイレ休憩しながら、往復の長い道中ずっと助手席の私の膝に抱っこして・・・

ここの斜面で一緒にお昼ご飯を食べて、お土産を買う時は交代ではな子を連れて待って居たり、

結構長いドライブにも特別困らされることも無く、皆で楽しく過ごせたあの日のこと。

私達のわがまま(?)で「一緒にドライブしたい」に付き合わせたわけだけど、

寂しがり屋だったから、多分みんなと一緒のお出かけを喜んでいたんじゃないか・・と思いたい。




・・・と。まぁ~長々思い出話にお付き合い下さって、ありがとうです。

これから先に又行く機会があるかどうか・・・ですが、

目に焼きついたこの素晴らしい風景はいつまでも色あせず、過去の数々の思い出と共に、

ずっとずっと心に残ることは間違いない。


それにしても思うのは、今日も班内を歩いてモミジバフウやコマユミの美しい紅葉を見て来たのだけれど、

有名な紅葉スポットに行かなくても、秋はみんなにそれぞれの秋ならではの季節の美しい移ろいを

たくさん見せてくれるよなぁ~と感じたものだ。




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大山の紅葉

2013-11-08 23:22:20 | お出かけ
10月も終り頃のある日、「今度の連休に大山の紅葉を見にいこうか~?」と妹。

「良いなぁ~久しぶりじゃもんな~♪」と皆、大賛成で連休初日の2日(土)に出かけることになった。



大山の1番見たい紅葉スポットは此処、鳥取県江府町御机,標高910mにある鍵掛峠(かぎかけどうげ)。

駐車場は狭く車20台が止められるスペースしかないのに、車、観光バス、バイク様々な手段で、

ここを訪れる人達で溢れかえっていて、車を止めるのがいつも至難の業。




鍵掛峠に辿り着く前はと言うと・・・自動車道のインター降りて暫く車を走らせて行くと、

見えて来る~雄大な大山の姿がのどかな田園風景の向こうに・・・・・




ここでチョット車を止めて写真を撮って・・・姪っ子にLINEで写真を送ったりした。




望遠で山肌を撮ってみた。山の砂か土が流れ落ちていく沢もハッキリと見て取れる。

それに昔から比べると斜面が随分削られているようで驚く。




この辺りまで来ると、随分山が近くに感じられてくる。




写真を撮っていても、早くおいでよと言われているような。。。わくわくする気持ちになる。

もう少しで期待通りの素晴らしい紅葉の大山が迎えてくれる。




この辺りからの大山を望む風景を撮りたくて、集まるカメラマンさんたちも多く見受けられる。

他にも、ここでイーゼルを立てて絵を描く人もいたりする。




早く紅葉の綺麗な場所に行きたい気持ちを抑えつつ・・・ここに集まる人達と同じく、

こののどかな藁葺きの小屋とお地蔵さんと大山の雄大な山容のコラボした写真を撮りたくて、

あっちに行ったり、こっちに走ったりと・・・中々目的地に辿り着けないのだった。




やっと、鍵掛峠の少し手前までやって来た~。

ここは何台か車を止められる小さな駐車スペースが道べりに設けられている。

そこからの眺めも鍵掛峠頂上からの展望に勝るとも劣らない美しさで大勢の観光客で賑わっていた。

紅葉の黄金色の絨毯を敷き詰めたような素晴らしさを、上手く言葉に出来ないけれど。



このお2人さんの顔を見て頂ければ・・・どちらを向いても紅葉の美しさに見とれてしまい、

思わず「「すげぇ~」と口が開いちゃうほどなんですよ~。




鳥取県の大山環状道路の最高地点、「鍵掛峠」展望所から望む。

大山の南壁と絨毯のように山の中腹に広がるブナ樹林は息を飲む美しさ。

白い山肌と赤、オレンジ、黄色、そして緑の織り成すコントラストに目を奪われる。




大山隠岐国立公園にあって大山の山頂は三角点のある弥山(みせん)標高1709m、

最高点は剣が峰で標高1729mで中国地方最高峰。

南壁の荒々しくスケールの大きい山肌を間近に一望できる。




大山にこれまで一体何度行っただろうか?

初めて行ったのは、20歳過ぎだったかな?当時働いていた病院の事務の女性が登山好きな人で、

私と私の看護学校時代の友達を大山登山に誘ってくれたのだった。

山登りに行くことが決まった日から、先輩曰く「毎日暇な時間に階段を上がり降りして身体を鍛えること」で、

それからは、毎日真面目に4階建ての病院の階段を上がったり降りたりして足腰を鍛えたものだ。





登山当日は、前日から宿泊していた宿を夜中?夜明け?午前3時か4時頃に起こされて出発、

頂上に辿り着くまで、左程苦しかった思い出が残っていないのは多分先輩の言いつけ通り、

頑張った階段の乗降訓練の賜物だったのかもしれない。

頂上では朝日が昇ってくる時間に間に合い感動し、遠くは弓ヶ浜海岸の海岸線も見えたと記憶している。

その当時は頂上から先に進んで、大山の尾根の縦走路を通ることが出来ていて、

(いつ頃からか・・・山頂の崩落が激しくなり危険な為に縦走は禁止になっているはず)

初めての山登りでこんな所を歩かされるんかい!? てか、両サイドが絶壁の狭い縦走路に足がすくんで恐ろしくて、

へっぴり腰でマジ冷や汗もので緊張して必死で歩いたことが、45年も経った今でも忘れられない。

(とは言っても、縦走路以降は別だけれど、私が登った頂上までは幾つもある登山コースの中で

最も一般的な夏山登山道で小学校高学年や中学生でも登れる初心者コース)



縦走路を無事にクリアした後は、イッチョ前に先輩にくっ付いてロープを伝って山を下ったり、砂すべりの場所を下ったり、

下山途中で先輩が、山の斜面をほじくって雪を掘り出して食べさせてくれたことも忘れられない。

今思うと、若かったから出来た貴重な体験をさせて貰ったなぁ~。。。と大山に来る度、先輩の顔を思い出す。



ちなみに、大山の表玄関に当たる大山寺に向かって、鳥取県米子市方面から登って来て見る山の姿は、

南側から見るのとは全く違って、富士山のような美しさから「伯耆富士」とも呼ばれている。


もう少しこの続きがありますが、それは次回更新で。










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少しずつ秋色に・・・

2013-11-04 23:19:22 | 散歩道

今年は地区の班長当番に当たって居て、地区内で不幸があった際にお手伝いに出るのは勿論のこと、

お祭りや道掃除などの行事の時も、役員さんと同じ様に必ず出て準備やお世話をするのだけれど、

それ以外に、自分達の班内にチラシなどを一軒ずつ配ったり、回覧板を回したりする頻度が結構多くて、

当番に当たっていない年に比べると、班内を歩く機会がグッと増える。

いつもは、ただ散歩がてらチラシを配るだけなのだが、先日はついでにコンデジをポケットに入れて出発。

それと言うのも、ちょっと撮りたい物があったからなんだけど、

カメラを持って出ると撮りたかった物だけ、ってことにはならないもので、ついついアレやコレやと・・・

田舎の一軒の家と家の間の距離が離れているからったって、たった8軒回るだけなのに、

結果、すご~く時間が掛かってしまい、妹に「遅かったなぁ~」とちょっと心配させてしまった。

今日は、そんな少しずつ秋色に変わって来た、道草道中で撮った写真たちを見て頂くことに。



いつもの場所のノブドウ、ここには紺色、青、空色、紫、赤紫の良い配色の実が見られず・・・

別の場所で見つけたものを一緒に載せてみた。(この場所ももう実の綺麗な時季が終ろうとしていた)



まっ白な小さな可愛い花を咲かせるノイバラが、真っ赤な実をたくさん付けていた。



家から坂道を登って来て、ここを上りきったらホッと一息。

夏は木々に日差しが遮られて涼しい道、今は風がちょっとヒンヤリ感じられる道。



道べりには夜の間にイノシシが食べつくしたと思われる山栗の殻がたくさん散乱している。

イノシシが居なかっ10年前頃までは、大きな栗をいくつも拾って帰って飾って楽しんでいたのにぃ~。。。

溝の中にも秋が・・・秋色の落ち葉。



カメラを持って来たわけは、この実を撮りたかったから。

色づいてきたトキリマメ、殻が弾けて反り返ると実もくっついたままピコーンと飛び出す。

その様が可愛くて、今はまだそこまでになっていないけど。

トキリマメにソックリな物にタンキリマメがある。葉っぱがまん丸っぽいのがタンキリマメで、

このトキリマメの葉っぱは細長くて先の方が尖っているので見分けられる。



サルトリイバラの実も段々と赤さを増してきて・・・

赤い実は食べられないものでも、何となく気持ちを豊かにしてくれる気がするから好き。



何年か前に生っている実を見つけ、アケビの一種だと思ってはいたが、

どうやらこれはアケビの仲間のムベの果実のようだ。(さっき調べてみた結果)

三つ葉アケビはアチコチで沢山見かけるのだけれど、この実はここでしか見たことがない。

そして、今年はたった一つしか実っていなかった。



山栗の木に撒きついて紅葉が始まりかけたツタ。今から鮮やかな赤に変わっていくのだろう。




ご近所さんの敷地内で紅葉していた木、この木ってどんな花が咲いて居たっけかな??

帰ってから考えてみるもどうにも思い出せないまま。。。ずっと考えていたが、

もしや、もしやサルスベリ?かと思い検索を掛けてみたら正解だった~~!

それにしても、盛夏に可愛いピンクの花を沢山咲かせるサルスベリが、

秋には秋で葉っぱがこんなに綺麗な紅葉を見せてくれるとは・・・今まで気がついてなかったわ~。

・・・ってことは、我が家の今年買った鉢植えのサルスベリも紅葉するんだ~、楽しみ♪



赤くなるだけが紅葉じゃないよね。黄色に葉っぱが色づくのも綺麗な紅葉。

代表的なものに銀杏の紅葉があるもんね。この黄色に色が変わっている木は何の木だろう~?




緑から黄色へ黄色から赤へと、それらが微妙に濃かったり薄かったりの色の変化が何とも美しいヤマハゼ。

我が家の辺りで、最も早く紅葉が始まるのがこの木ではないかしら?

もう暫く経つと真っ赤に色鮮やかに紅葉する、その美しさはモミジにも劣らないかも。

今月の中旬以降にazami地方の紅葉がピークを迎えることになる。











コメント (2)
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