いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

ハゼの紅葉

2013-11-16 23:23:03 | 
今回この写真を載せるにあたって、いささか頭の痛いことが・・・

以前にもこの木については悩まされているのだけれど。(ハッキリと分らないままになっている)

果たして、ハゼノキなのかヤマハゼなのか? それとも一見そっくりな、ハゼノキとヤマハゼの両方が

山のあちこちで混在しているのかもしれないし・・・と悩ましいことだ。

で、どちらとも決めかねるので、タイトルは「ハゼの紅葉」とした。

見る人が見れば分るんだろうけど、私にはどうにもハッキリと区別がつかないので。




家の周辺から、地区のあちこち何処にでもこの時季になると、

こんなに沢山のハゼの木があるんだな~と驚く位、鮮やかな紅葉を目にすることが出来る。




ハゼの実がたくさん生っている。これって鳥さんたちのご馳走になって、

又、山のあっちやこっちににハゼの木が増えるんだろうね~。




ヤマハゼでもハゼノキでもこの実から和ローソクを作る蝋が取れる。

が、室町時代以前にハゼノキが渡来してからはもっぱらハゼノキから蝋を採るようになったそうだ。

どちらも日本の関東以西、四国、九州、沖縄で見られる、




太陽の光が射すと色づいた葉っぱの輝きが、一段と増して美しい。

モミジの紅葉をわざわざ見に行かなくても、こんな綺麗な紅葉が身近にあるって有り難い。



綺麗な花にはトゲがあるって言葉があるけれど、これ等綺麗なハゼノキやヤマハゼ、ヤマウルシなどウルシ科の植物は、

有毒植物で、人によっては樹液に触れたり葉っぱに触れることでアレルギー皮膚炎を起こすことがある。

妹2も子供の頃にヤマウルシでかぶれたことがあるし、又、随分前のことだけど小学校の工作で先生がハゼの木と知らずに、

その木を切ってお箸を作って、姪っ子が酷くかぶれて病院に行ったり男子生徒も少しかぶれたことがあった。

かぶれ易い人は木の側を通っただけでもかぶれるって言うけど、そんな敏感な体質の人もいるのかもしれない。




私は今までかぶれたことは無いから大丈夫だとは思うけど、

ハゼノキとヤマハゼの違いを見るために、葉っぱを手に取って調べるのは少しドキドキするかなぁ~。

秋の落ち葉ならかぶれる心配もあまり無いかもしれないから、2.3日内に取って来ようか~。

まぁ~そこまでして、知りたくてならないわけじゃないけど。


とか何とか言いながら、やっぱり確かめたくなって写真に撮ったハゼの木の場所へ行って、葉っぱを取ってきた。

1、葉っぱを触るとツルツル滑らかな感触(ザラつきないのは無毛ってこと)

2、葉っぱの付いているジクの部分もツルツル。(この部分も無毛)

3、葉っぱの先が細くて長い。

4、紅葉した葉っぱの裏側が赤くなっていない。

5、葉脈の盛り上がりも少ないかな?

こんなことを確かめた私の分る範囲で言えば、どうやらこれはハゼノキではないかと・・・(自信は無いけど)。










コメント (2)
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