どうしたことでしょうかね~8月後半から何だかやけに朝晩が涼し過ぎるような。。。
残暑ってものが無しで、いきなり秋の気配さえ感じる今日この頃。
夏と冬のどっちが好きと聞かれたら、迷わず「夏!」と答える私としては、
もう少し長く夏が続いてほしいんだけどな~。。。。。
さて、今日の写真は、随分前の7月24日に撮ったもの。(遅過ぎる~!)
朝8時前に起きて、間無しに裏に出て、寝ぼけ眼に入って来たものがコレ↓↓
グレーの所に何か居る、何だ~?とよく目を凝らして見たらトンボだった。
なんせ寝ぼけ眼なので、そう確信するのにちょっと時間が掛かった。
足元に落ちている物も、何だかよく分からなかったし。
全く動く気配が無いので、生きているのか?と翅をちょっと触ってみたら、
翅を大きく開いたので、「何だ~羽化したばかりだったんだ~」と独り言。
道理で体の色が薄いし、翅も柔らかそうで綺麗なんだ~と納得。
・・・ってことは、足元に落ちているのは抜け殻か!?と気が付いた。
どう見てもトンボの抜け殻に見えなかった物をひっくり返してみた。
ああ~これなら間違いなくヤゴの形って分かるし。トンボの抜け殻だ~。
それにしてもオオシオカラトンボなのに、ヤゴって小さいな~って感想。
1時間後にもう居ないかな?と出て見たら、まだそのままの体制で止まっていた。
時間の経過で、黄色い部分も黒い部分もかなり色鮮やかに変わっていた。
止せば良いのに、又、ちょっと翅を触ったら、すぐ側の木の葉っぱにふわりと飛んで止まった。
オオシオカラトンボの♀の誕生、旅立ちの日でした。
オオシオカラトンボは♂も♀も、シオカラトンボに比べると少し大きくて逞しい感じを受ける。
オオシオカラは厳つい感じで、シオカラはそれより華奢な感じとでも言おうか。
メスの腹部の黒い部分は腹部の半分近くを占めているのに対して・・・
これはオオシオカラトンボの♂ オスの腹部の黒い部分は先っちょに少ししか無い。
頭部はまっ黒といっても良い位で、腹部は白い粉をまとって充分に成熟しているようだ。
オオシオカラトンボは♂も♀も、翅の付け根にクッキリと黒い部分が見て取れて、
翅の先端にも黒い色がついている。
本当ならオオシオカラトンボとシオカラトンボを比較する為に、シオカラトンボの写真が欲しい所なんだけど。。。
残念ながら、ここ何年か家の周りではシオカラトンボを全く見かけていないので、
写真が無くて、・・・・
シオカラトンボはのオスは複眼の色がブルーっぽいこと。(♀はグリーンっぽい)
腹部の黒い部分が半分近くを占めていること。腹部が少しくびれて見えること。(オス、メス共通)
そんな所が、見た目でオオシオカラトンボと区別できる違いかな?
ちなみに、未成熟なシオカラトンボはオスもメスも複眼が淡い茶色っぽい色で、
オスもメスと同じような麦わら色をしていて、見た目だけでは雄雌の区別が付かないらしいです。