ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

期日前投票

2012-12-12 | ほとほと日記
今日は仕事が休みだったこともあり、期日前投票に行った。

朝イチで歯医者を予約してたので、その前に行けるかな?と調べると、商店街の真ん中にある「まちづくりセンター」というところで、朝8時半からやっている。

自転車飛ばして行ってみると、立会人が四人くらいいるけっこう厳重な雰囲気の投票所に、私一人。
少し緊張しながら、投票用紙をもらった。

今回は衆議院選挙だけでなく都知事選もあるし、私の住んでいる地区は都議が欠員になっているらしく、都議補選も同日選挙になっている。
最高裁判事の○×投票用紙もあるから、衆議院の小選挙区・比例区と合わせて投票用紙は五枚になった。

今までの国政選挙は事前にどの党に入れるかは決まっていたので、投票は簡単に終わっていた。

でも、今回は決めていなかった。

どの党に入れてもどうせ世の中は変わりはしない…という政治に対する無力感と、どのみち今後の自分の人生に明るい見通しないし…という個人的なアキラメがない交ぜになって、いつになく投票意欲が起こらなかったのだ。

職場の若い介護スタッフに選挙のことを聞いたりすると、全然関心ないです…と言った反応が多い。
若いんだから関心持たないと…と思う反面、彼らの立場では関心持てないのも仕方ないよナ…とも感じる。

本当は私も棄権したいくらいだったが、「棄権はイケナイこと」という意識がやっぱり拭えなかった。

数分考えて、比例区から投票用紙に書き始めた。都議補選は、かつて入れたことのない政党の候補者に投票した。


五日後には日本の政界の新しい勢力図がはっきりするのだが、それは現在予想されている通りになるのだろうか。

どんな結果になろうと、三年前の夏にボンヤリ抱いた「これで少しは社会が良い方向に変わるかも…」という期待は持てないに違いない。