ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

明確な関係

2012-12-25 | 独居中高年
今日明日と連休の予定だったが、どうしても気になる仕事が残っていたので、午後から職場に行った。

朝は、月に一度の男性更年期障害の治療日だった。
先月の検査数値は、男性ホルモンの値が8月に比べて大幅に落ちていた。
ある程度の予想はしていたが、男性ホルモンの数値と自分の心身の明確な相関に改めてタメ息が出た。

このホルモンの分泌量はもちろん資質が一番だが、強いストレスを感じると造れなくなるという。
男性ホルモンの値が下がるとストレス耐性が下がり、集中力思考力とも落ちるので、仕事や人生に対する不安が強まり、余計にホルモン値が下がる。

負の連鎖だ。

この連鎖から抜け出すためには、キチンと病院でホルモン補充療法を受け、抗うつ剤をちゃんと服薬する。

治療には副作用があるしとても出費が掛かるが、そうやって治療を受けながら働くしか生きる道はないことは、この数ヶ月の経験で明確になった。

今日だって、朝に注射を打ったから元気が出て午後、職場に行けたのだ。

それが私の明白な現実である。

働いても働いても治療費に給料が噴出していき、貯金もできないが、当面それしか生きる術がない。

そうやって今日一日を生き延びるほかないのだ。