ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

寂しさ

2017-02-04 | ほとほと日記
今日も仕事です。


岡野俊一郎さんが亡くなりました。

メキシコオリンピックで銅メダルを取った男子サッカーコーチなどで知られる方ですが、私には日曜夕方の「三菱ダイヤモンドサッカー」などでのサッカー解説が馴染みです。

知的な低音ボイスで論理的に解説をする様子は、当時アバウトな精神主義ばかりだったプロ野球解説とは全く違う趣があり、印象的でした。

岡野氏が東大卒と聞くと「やっぱりなあ」と思いました。

また、実家が老舗和菓子店と知ると、「組織に媚びない感じはそれ故か」と思ったりもしました。


享年85歳と聞き、改めて私の両親と同世代だったのか…と思いました。

声やお顔を知っている、比較的地味な印象の両親と同世代の方の訃報に接すると、何とも言えない寂しさを感じます。

それは、今の歳にならなければ分からないことでした。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。