ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

巨匠たちの旧作

2017-02-21 | 映画
今日も仕事です。


昨日は仕事から帰って来て、BS放送でマーティン・スコセッシ監督の『ディパーテッド』を観ました。

だいぶ前にDVDを借りて観た記憶があるのですが、すっかりストーリーを忘れていました。

スコセッシ監督らしい凝った撮影や音楽の使い方をしていましたが、いかにも人が殺されすぎに感じました。

『沈黙』の方がずっと優れた作品のように思いました。


しばらく前には、やはりBS放送でスティーブン・スピルバーグ監督の『プライベートライアン』を観ました。

この作品は封切りのときに観たのですが、再見して、無類の戦場映画であると共に、重層的に人物や組織を描いていることを改めて知り、感動しました。


スコセッシ、スピルバーグ、コッポラ、ルーカスなどは、気鋭の若手時代から巨匠となるまで、リアルタイムで作品に接してきた監督たちです。

見始めは中学生だった私も、彼らの作品と共に年を取り、あと二年三ヶ月で還暦です。

彼らの旧作に触れるときは、ただの映画観賞とはちょっと違う気分になります。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で過ごせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。