ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

父の入院

2012-06-22 | 家族
朝、いつものように母から電話をもらったときに、不吉なことを言った。

「父ちゃんがトイレから出てきてから苦しそうにしてるんだよ」

ナニ!?

「どんなふうなの?」

「顔色が悪いんだ。父ちゃんは大丈夫っていってるんだけど」

「大丈夫じゃないよ!ぜったいに病院いくんだよ、病院!」

それで切れた。母は妙に落ち着いている。


気になっていたが、昼過ぎまで連絡ができなかった。

ようやく母に連絡をすると、留守電になってしまう。

母は携帯をうまく使えないのだ。

姉に電話をすると、出た。

「救急車で運ばれて入院したんだ。まだ検査結果は出てないけれど、言葉は普通に
しゃべるし、バナナも食べたし、たいしたことないと思うよ」

「分からないよ。年よりは意外なところに病気が隠れていたりするから」

検査結果は月曜じゃないと分からないらしい。

姉の言葉を総合すると、いちおう大事ではないように思えるが…。

私はこの土日が仕事なので、月曜の休みに会いに行こうと思っている。

85歳という年齢を考えると、やはり心配である。