本年度末で定年退職を迎える友人がいる。
私より10歳年上。
「送別の品を何にしようかな?」と考え中。
お金で困ってないから、お金で買える物以外の何かにしたいなあ、と思っている。
そんなことを考えながら読んでいた看護系の雑誌に「ライフヒストリー」をたどるための年表が掲載されていた。
これだ!と思い、さっそく着手。
「人は仕事を通じて成長する」と聞く。
そこで、本人に入職から現在までの配属部署など「私の歴史」に関する情報提供を求めた。
私の方は、社史&年報からの情報収集。
しかし、年表だけでは記念の品にはならない。
そこで追加で写真を本人から提供してもらい、フォトブックにすることにした。
サプライズにはならないけど、「自分史」作成のお手伝いができればな、と思う。
それにしても、年表が作れるくらい同一組織で働いたってすごいなあ。
今は転職キャリアアップという時代の流れではあるけど、定年退職まで働くってなかなかできることではない。
私の場合、どうなるか分からないけど、「余力を残して退陣し、本当にやりたいことをやる」というのもありだと思っている。
社史を見ながら、今では当たり前の4週8休。
でも、遡ると4週5休導入とかの記事がある。
働く時間数がどんどん削減され、経験知を積む時間が削減されていく。
こんなことでよいのだろうか?
私、気づけば企業研究に着手している。
個人の成長の集合体=企業の成長
人生100年時代。
私が作るフォトブック は、定年退職後の生活の心の支えとなる「働いてきた自分」を振り返るツールとなりうるか?
20年前に通信制大学の応用社会学科で学んだ「ライフヒストリーの社会学」。
ようやく活かせるときが来たみたい。
もうこれをビジネスにしている人がいるんだろうな。
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