古安曽Obs・観測ノート

雑多な内容も含め、普段の活動記録です。
よかったら下段のブックマーク「古安曽観測所だより」HPへもお立ち寄りください。

ISS通過・2017Nov28FO

2017-12-30 17:41:22 | ISSの光跡
同夜のX-T1。
撮影条件はいつも通りだが、
ふと思い立ってレンズの前に
手持ちのグレーティング(日本スリービー・サイエンティフィック株式会社さん扱い、140本/mm)を
そっと載せてみた。


こちらはHAによる予報。
りゅう座の頭の辺りでフェードアウトになる予報だった。






このレプリカグレーティング、
かつての35mmフィルムと同じ大きさしかないため
当然レンズ口径は絞られてしまう。

こんな感じに(↓↓画面の右側がグレーティングのマウントにけられている)・・・。




昨夜よりはだいぶいい感じで光跡を撮影できたものの、
さすがにこの高度&光度だとISSのスペクトルは記録できなかった。
近くにあったベガのスペクトルは、
そうはいっても0等星だけあってばっちり写ったのだが。


まあ、よくよく考えてみれば、
いくら通過時のISSが明るく見えていたとしても
FI・FOの際の減光した光量ではやはりスペクトルの記録は厳しいだろう。

今回レンズには大口径(φ72mm)のものを使ったのだが、
これとX-T1の組み合わせで写らないとなれば
少なくとも自分が現在持ち合わせている機材では
このやり方でスペクトルを記録するのはかなり無理そうだ。

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ISS通過・2017Nov28

2017-12-30 17:10:50 | ISSの光跡
翌28日のISS通過。
ちょっと低空ながら、フェードアウト予報だったので撮影。






いつも通りの撮影条件で臨んだ。
まあ、低空だからさほどいいデータにはならないのだろうと
思ってはいたけれど・・・

またもや、車のヘッドライトが、ばーーーん!




まあ、それほど直射ではなかったからいいけど(-_-;)。

この道って、思いっきり田舎道で
そんなに往来の多い道でもないんだがなあ・・・。

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ISS通過・2017Nov27FO

2017-12-30 16:38:10 | ISSの光跡
同夜のX-T1による撮影。
参考にしたのはHAによる予報。






撮影条件はこちらもISO=6400、2s連写。
「アンドロメダ座の足下」とも「ペルセウス座の近く」とも言えそうな、
わかりやすいと言えばわかりやすい位置での消失予想。

ただ、月明かりがあったせいか、
目印になるのはとりあえず「すばる」の星々。

そこに少し意識が行ってしまったのがまずかったかもしれない。

「よーし、来た来た!」と思ったのもつかの間、
画角の中央付近に達するかなり手前で
フェードアウトになってしまった。




あらら・・・(;_;)。

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ISS通過・2017Nov27

2017-12-30 16:35:08 | ISSの光跡
すっかり年末になってしまったが、
今年のデータは今年のうちに整理したいので・・・。


先月27日夕刻のISS通過。
大きく通過してからちょうどいい辺りでフェードアウトとなる見込み。






kiss X5はいつもの設定(ISO=6400、2s連写)。
さほど月明かりも気にならなかったので。
かつ、やや雲の通過もあったものの、
幸いにもうまくISSの通過コースをかわしてくれた。

唯一惜しかったのが・・・ヘッドライト。




向こうから下りてきた車のヘッドライトが
思いっきりこちらを照らしてくれたので、
それがかなりインパクト大な仕上がりとなった。

まあ、この位置なら
色変化の測定には直接影響なさそうなレベルだろう。

とは思うけど。

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