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日本も見習え!? チェコ議長訪台の裏にある親中派との対立

2020年09月16日 06時06分49秒 | 日記

日本も見習え!? チェコ議長訪台の裏にある親中派との対立【澁谷司──中国包囲網の現在地】

日本も見習え!? チェコ議長訪台の裏にある親中派との対立【澁谷司──中国包囲網の現在地】

 

 

《本記事のポイント》

  • チェコの高官が台湾に訪問
  • 背景には親中派との熾烈な対立が
  • 中国の外交戦は押され気味

 

 

8月30日、チェコのビストルチル上院議長は、プラハ市長や他の議員、及び企業関係者など89人の訪問団を率いて台湾を訪問した。

 

チェコは中国と正式な国交を持つ。にもかかわらず、憲法上、大統領に次ぐ地位の上院議長が台湾の地を踏むのは、画期的な出来事だった。

 

 

チェコ大統領・首相は訪台団を非難

その背景には、チェコの親中派との熾烈な対立がある。

 

ゼマン大統領やバビシュ首相は、「一つの中国」というチェコの外交方針に反するとして、訪問団の訪台を非難している。

 

ゼマン大統領は元来、「親中派」として知られる。中国政府は2015年、北京で「中国人民抗日戦争勝利70周年記念式典」の軍事パレードを行ったが、ゼマン大統領は唯一、EU加盟国の国家元首として出席している。2016年3月末には、習近平・国家主席を国賓として招いた。中国のチベット弾圧に抗議するデモ隊も弾圧している。

 

 

チェコを親中化させた中国系企業

中国とチェコを結び付けたのは、香港籍の葉簡明だと言われる。2002年、葉はエネルギーおよび金融コングロマリットである「華信能源有限公司」(CEFC China Energy Company Limited。以下、華信能源)を立ち上げた。

 

華信能源は、民間企業を名乗っているが、中国人民解放軍と「関係」が深い。そもそも中国では共産党と何等かの「関係」がなければ、企業の発展は難しい。

 

ゼマン大統領は、葉会長をチェコの「経済アドバイザー」として招いている。その後、華信能源は、チェコで多方面にわたりビジネスを展開した。ところが2018年、葉会長は中国当局に贈収賄を疑われ、拘束されている。同年、華信能源はデフォルトを起こし、今年3月、破産している。

 

葉会長が中国当局に拘束されて以降、チェコでの中国の影響力は落ちたという。

 

 

根強い反中派の抵抗

チェコでは反中派も根強い。習氏訪問の直前には、反対運動も起きている。

 

今回の訪問団の一人であるフジブ・プラハ市長は今年の1月13日、中国を「信頼できないパートナー」だと非難し、台北市と姉妹都市協定を結んだ。プラハ市は2019年10月、台湾問題をめぐり北京市との姉妹都市協定を解消している。

 

フジブ市長は、自らの就任前に結ばれた北京との協定には、プラハ市に「台湾とチベットの独立に反対」を強いる合意があったと指摘。市長はこの条項を削除しようとしたが、北京市は受け入れず、結局、協定解消を余儀なくされたという。

 

もっとも、今回のビストルチル上院議長らの訪台は、「反ゼマン」運動の一環として考えることもできる。台湾訪問団は「反中」姿勢を国内にアピールするパフォーマンスの側面もあるだろう。

 

とはいえ、訪台の背景に激しいせめぎ合いがあったことは事実だ。

 

 

中国の外交戦は押され気味

そしてその背景には、米中の外交戦もある。

 

米国は今回の訪台団を歓迎した。台湾国防部は8月31日、米駆逐艦1隻が台湾海峡を通過したと発表している。この行動は、中国のチェコ訪台団への外交的・軍事的圧力を阻止するためではないか。米国は近い将来、台湾を国家承認する予定だと思われる。野党・民主党も最近、「一つの中国」を党綱領から削除している。

 

一方、中国共産党は今回の訪台に猛反発している。8月31日、中国外務省は、外相がチェコ訪台団について「近視眼的な行動と政治的なご都合主義の高い代償を払わせる」と述べた事を発表した。

 

しかしそれに対し、9月1日、フランス外務省報道官は「EU加盟国への脅しは認められない。チェコとの結束を表明する」と公言した。同日、ドイツのマース外相も、中国の王毅外相との会談後の記者会見で「(チェコに対する)脅しは適切でない」と述べ、チェコを支持する考えを表明している。

 

ちょうど同時期の今年8月下旬から9月初めにかけて、王外相はヨーロッパ5ヶ国(イタリア、オランダ、ノルウェー、フランス、ドイツ)を歴訪していた。「新型コロナ」後、習近平政権は「戦狼外交」を展開したが、手詰まりの状態に陥った。ヨーロッパとの関係修復を試み、外交的突破口を開こうとしたのが、今回の歴訪であった。

 

ところがチェコをめぐる応酬で、かえってEU諸国の関係を悪化させた感がある。中国の外交戦は、西側に押され気味だ。

 

アジア太平洋交流学会会長

澁谷 司

(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。

 

 

 

【関連書籍】

『ザ・リバティ』2020年10月号

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【関連記事】

2019年8月号 文在寅の過去世 ─韓国の「次の手」が見える!? - 新 過去世物語 人は生まれ変わる

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防衛相がUFOへの対処方法を指示

2020年09月16日 06時05分12秒 | 日記

防衛相がUFOへの対処方法を指示 【これだけ知っトクNews(9月15日版)】

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。

 

  • (1) 防衛相がUFOへの対処方法を指示
  • (2) アメリカがウイグルで生産された製品の一部を輸入停止
  • (3) 金星に生命体か ネイチャー関連誌に論文が掲載

 


米大統領選、これがトランプ圧勝のシナリオだ

2020年09月15日 06時09分20秒 | 日記

米大統領選、これがトランプ圧勝のシナリオだ

米大統領選、これがトランプ圧勝のシナリオだ

 

 

『トランポノミクス』

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『トランプ経済革命』

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いずれもスティーブン・ムーア、アーサー・B・ラッファー共著 藤井幹久 訳
幸福の科学出版

11月のアメリカ大統領選の投票日まで残り2カ月を切り、選挙戦は終盤にさしかかっている。米メディアの報道によれば、当初の支持率調査でバイデン優勢とされていたが、勝敗を決する接戦州ではトランプ氏が追い上げる情勢になっている。

 

9月29日には、両候補者による討論会の第1回が予定されている。

 

討論会の重要なテーマの一つとなるトランプ政権の経済政策については、『トランポノミクス─アメリカ復活の戦いは続く─』(スティーブン・ムーア、アーサー・ラッファー 共著/藤井幹久 訳)で詳述されているが、最新刊としては、大統領選をめぐるテーマも取り上げた『トランプ経済革命─側近ブレーンたちの証言─』(共著者、訳者とも同じ)が、今夏に発刊された。

 

8月15日に開催された『トランプ経済革命』発刊セミナー(東京・赤坂、ユートピア活動推進館にて)では、訳者の藤井幹久氏が大統領選をめぐる情勢を分析した。以下に、その講演内容の抜粋を紹介する。

 

 

◆               ◆               ◆

 

米メディアが報じる支持率調査の疑問

現在までの報道によると、バイデンの支持率の方が高いとされています。前回の大統領選はヒラリー対トランプでしたが、その時の状況と似ています。(当時の)支持率調査では最大で10%以上の差が開いていたので、アメリカの大手メディアの報道を見ている限りでは、「トランプは絶対に勝てない」というのが普通の見方でした。ただ、(結果からみれば)かなりのバイアスがありました。日本のメディアでも、アメリカのメディアをコピーした報道をされていますが、実際に、その支持率調査の数字に、どれだけのクレディビリティがあるかは分からないところがあります。

 

(支持率調査が)5%から10%くらいの範囲の差であれば、実態としては拮抗しているか、トランプの方が優勢である可能性があると思います。前回の大統領選の時も、代表的な左翼メディアのニューヨーク・タイムズ紙は、社説で堂々と「ヒラリー・クリントンを支持する」と掲げていました。完全にヒラリー陣営の応援団になって、連日、一面の記事でトランプ攻撃をしていました。日本人の通念にあるようなメディアの公正中立さとは、まったく違った状況があります。ですから、そうしたメディアで、本当のところが報道されるわけがないということです。

 

 

テレビ討論会でトランプは圧勝する

次に注目すべきところは、大統領選の山場となるテレビ討論会です。候補者同士の直接対決が3回にわたり、かなりの長時間で行われます。アメリカでは、スーパーボウルと並ぶ二大視聴率とされており、数千万人が生中継を見ることになります。ですから、この討論会が、大勢を決する重要なファクターになります。

 

ただ、左翼メディアでさえも認めているところでは、「バイデンは認知症なのではないか」という疑惑があります。日本のメディアでも少し紹介されていますが、一番有名な失言では、大統領ではなくて「上院議員に立候補します」と発言したりしています。バイデン選対は、なるべく本人を隠して出さないようにして、いつも自宅の地下室から発信するという形をとってきましたが、生放送だと危ないです。

 

かたやトランプは、テレビ出演で知名度を上げてきた人ですから、どのように発言したら、どのくらいウケるかということを知り尽くしています。ですから、3回連続ストレートでノックアウトになる可能性があります。誰が見ても「これでは(バイデンは)もう無理だ」という結果になると、支持率調査の数字も通用しなくなります。

 

 

オクトーバー・サプライズで何が起きるか

三点目としては、大統領選では、投票日直前の1カ月で、必ずオクトーバー・サプライズが出るとされています。前回では、トランプに対しては中傷ネタのリーク報道がぶつけられましたし、ヒラリーに対しては(私用メール問題で)FBIが再捜査を始めるという事件が飛び出しました。メディアを巻き込んだ、最後の一大決戦が起きます。このタイミングで、トランプが何もしないということは絶対にないはずです。

 

『大中華帝国崩壊への序曲』

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『公開霊言 魯迅の願い 中国に自由を』

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いずれも幸福の科学出版

大川隆法著

『トランプ経済革命』ではスティーブン・ムーアさんの発言を紹介していますが、新型コロナウィルス問題で「アメリカ人は(中国を)絶対に許せない」と考えていると語っています。側近ブレーンの立場での発言ですが、トランプの考えを代弁しています。

 

近刊の『大中華帝国崩壊への序曲』などの幸福の科学・大川隆法総裁による一連の霊言本のなかでは、このウィルス拡散の目的が、トランプ追い落としを狙った習近平の作戦であったことが解き明かされています。これが、トランプ政権の最大の看板であるトランポノミクスを完膚なきまでに吹っ飛ばすための軍事作戦であったとするならば、そのことを完全に理解しているトランプが、そのまま手をこまねいて落選するということは絶対にありえないでしょう。

 

テレビを知り尽くしているトランプであれば、アメリカ国民が一目でニュース番組を見て分かるような大事件が起きても不思議ではないと思います。(中国に)ミサイルを撃つのかどうかは分かりませんが、そうした全世界がひっくり返るような事件が起きた時には、トランプ劣勢と報道されていますが、実際には、トランプ圧勝という結果になることでしょう。

 

 

【関連書籍】

『米大統領選 バイデン候補とトランプ候補の守護霊インタビュー』

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幸福の科学出版 大川隆法著

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【関連記事】

2020年8月26日付本欄 評論家・宮崎正弘氏が読む『トランプ経済革命』 トランプは米国を偉大な国に再生させた

https://the-liberty.com/article.php?item_id=17532


バイデンと中国の"蜜月関係" 一家の汚職に迫るドキュメンタリー映画が公開

2020年09月15日 06時08分04秒 | 日記

バイデンと中国の"蜜月関係" 一家の汚職に迫るドキュメンタリー映画が公開

バイデンと中国の"蜜月関係" 一家の汚職に迫るドキュメンタリー映画が公開

 
写真:Spike Johnson / Shutterstock.com

 

米大統領選が11月に迫る中、対中外交が争点の一つとなっています。

 

中国政府による「香港国家安全維持法」の施行や新型コロナウィルスをめぐる隠ぺい工作などにより、全米で中国への不信感が高まり、対中融和を主張してきた民主党であっても、強硬に転じなければ支持者を失いかねない状況です。

 

そのため、かつて「中国は敵ではない」「中国が力を増していることは中国人民だけでなく、アメリカや全世界にとってプラスだ」などと親中的な発言を繰り返してきたジョー・バイデン氏も、トランプ政権をなぞるように対中強硬姿勢を示しています。

 

その"努力"の甲斐もあってか、「バイデン氏が当選しても、アメリカの反中路線は変わらない」とする声があがってきています。

 

しかし、ここで忘れてはならないことが、バイデン氏が副大統領時代に築いてきた中国政府との蜜月関係です。


大川隆法・幸福の科学総裁、34年前の初の説法「発足記念座談会」が書籍化

2020年09月14日 06時01分34秒 | 日記

大川隆法・幸福の科学総裁、34年前の初の説法「発足記念座談会」が書籍化

大川隆法・幸福の科学総裁、34年前の初の説法「発足記念座談会」が書籍化

 

 

『われ一人立つ。 大川隆法第一声』

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大川隆法著

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大川隆法・幸福の科学総裁が34年前、初めて行った説法である「幸福の科学 発足記念座談会」が、このたび『われ一人立つ。大川隆法第一声』と題されて発刊される。

 

書籍には、発足記念座談会とともに、14もの質疑応答を収録。実際には3時間以上となった座談会の熱気が伝わってくる。

 

1981年に大悟し、天上界と同通、高級霊の言葉を受けるようになった大川総裁は、東京大学法学部卒業後、商社勤務の傍ら、霊言集の発刊を進めていた。1986年の7月に退社・独立。10月6日に事務所を開き、幸福の科学を立宗。そして11月23日に、東京・日暮里酒販会館(現・幸福の科学 初転法輪記念館)で行ったのが、この説法だ。

 

幸福の科学では、この初の説法を「初転法輪」とし、毎年11月23日を「初転法輪記念日」として祭典を行っている。現在、3200回を超える説法を行う大川総裁だが、その原点はこの「初転法輪」にある。

 

 

「大悟」から立宗までの様子が描写

当時の参加者は、大川総裁が『日蓮の霊言』に始まり、矢継ぎ早に発刊していた「霊言集」の読者が中心だった。この座談会では、「幸福の科学の目指すところ」などに言及しているが、当時、すでに現在の幸福の科学の活動の大枠が語られていたことがわかる。

 

大川総裁は、大悟以降の経験を語り、商社時代に経験した霊体験などにも詳しく言及。「円高の様子を次々と当てる」といった予知能力が現れたことや、社内の人に悪霊が憑いている様子が見えた経験などと共に、悪霊・悪魔の対処法を語っている。

 

さらには、歴史上の宗教対立の背景、霊界の構造の概要についても詳細に解説。大川総裁は、今世の使命は人間性を高める修行としての「個の悟り」と、宇宙論、宇宙構造論という「全体の悟り」を説くことであると語った。現在の幸福の科学の活動や、大川総裁の幅広い分野についての説法の構想は、幸福の科学発足時点ですでにあったことが明かされる。

 

質疑応答では、当時、大川総裁が『太陽の法』に続き、『黄金の法』『永遠の法』の、三部作を執筆中であったことが語られている。その輪郭は本書の中でも示されているため、「霊言を何冊も読んだが、大川総裁の教えを知りたい」という方が、まず手に取るにはピッタりだろう。

 

その他にも、「睡眠中に霊はどこに行くのか」「悪口を言う人と一緒にいるときにどう対処するべきか」など身近な人生相談も収録されている。

 

本書には、2010年に同じ場所で行われた法話「初転法輪の決意を新たに」も同時収録。立宗時に生まれた若い世代も、最近、幸福の科学を知ったという方々も、若き日の大川総裁をモデルに描いた、10月16日公開の映画「夜明けを信じて。」と合わせて読むことをお勧めしたい。

 

【関連書籍】

『われ一人立つ。 大川隆法第一声』

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【関連記事】

2019年11月23日付本欄 「初転法輪」の日に大川隆法総裁が徳島で法話 霊言を行い続ける理由語る

https://the-liberty.com/article.php?item_id=16521

 

2020年9月7日付本欄 10月公開の映画『夜明けを信じて。』 マドリード国際映画祭で長編外国語映画部門の最優秀作品賞を受賞

https://the-liberty.com/article.php?item_id=17561


「法と秩序を守る」トランプの賛同者が増えている

2020年09月14日 06時00分11秒 | 日記

「法と秩序を守る」トランプの賛同者が増えている

「法と秩序を守る」トランプの賛同者が増えている

 
8月17日、ウィスコンシン州オシュコシュにて、州警察が監視する中、トランプ支持者と反トランプ派が衝突。

 

11月3日の米大統領選投票日まで、2カ月を切りました。米リベラル系主流メディアの報道を見ていると、トランプ氏の支持率は低いようにも見えますが、実際は違います。

 

驚異的なペースで全米を飛び回っているトランプ大統領は、行く先々で熱狂的に歓迎されており、その賛同者は確実に増えているのです。

 

例えば、35万5千人を超える警察官を代表する全米最大の警察労働組合「警察友愛会」は9月4日、大統領選で共和党の候補者のトランプ氏を支持すると正式に表明しました。

 

警察友愛会のヨーズ会長は声明で、「トランプ大統領は法執行機関を支援し、警察官が日々直面する問題について理解していることを何度も示してきた」「全国の法と秩序を求める候補者を支持することを誇りに思う」と発表しました。

 

ミネソタ州のミネアポリスで5月、黒人男性ジョージ・フロイド氏が警察官に首を圧迫されて死亡する事件が起きて以降、全米各地では連日のように、デモに乗じた暴動や略奪などが続いており、治安の悪化が問題視されています。

 

トランプ氏は一貫して、「法と秩序が大切である」というメッセージを発信しており、警察友愛会の動きはそれを支持するものです。

 


マドリード国際映画祭受賞映画『夜明けを信じて。』 公開前イベント開催

2020年09月13日 06時10分04秒 | 日記

マドリード国際映画祭受賞映画『夜明けを信じて。』 公開前イベント開催

マドリード国際映画祭受賞映画『夜明けを信じて。』 公開前イベント開催

 

 

スペイン・マドリード国際映画祭で長編外国語映画部門の最優秀作品賞を受賞した映画『夜明けを信じて。』が、10月16日に全国公開される。

 

公開を控えた9月11日、東京・大井町のきゅりあん大ホールでトーク&ライブイベントが行われ、主役の一条悟演じる田中宏明さん、悟に思いを寄せるヒロイン・立花美穂演じる千眼美子さん、悟の初恋相手・水瀬千晶役の長谷川奈央さん、そして本作の総合プロデューサーを務めた竹内久顕さんが登壇した。

 

「ただ一人往く」を歌う田中宏明さん。

「愛の償い」を歌う千眼美子さん。

イベントは田中さんによる主題歌「ただ一人往く」からスタート。入れ替わる形で千眼さんが登場し、挿入歌「愛の償い」を歌い上げた。

 

その後のトークセッションで千眼さんは「凄く緊張したけれど、トップバッターの田中さんが堂々とスタートを切ってくれたので、その背中を見つめるような気持ちで歌わせてもらいました」「圧倒的清潔感! 滲み出る田中さんの誠実さを感じ取っていただけたら」とコメント。

 

映画については、「エンドロールがメチャクチャカッコいい! 観たら『あ……あ!』となる。映画公開後に私のこのコメントを思い出していただき、私と同じようにエンドロールで『あ……あ~!』となっていただけたら」と、意外な見どころをPRした。

 

田中さんも、「トップバッターなので緊張しました。でも歌に込められた歌詞を大事に演じました」と照れながら語る。映画については、「救世主が世に立つまでの生き方、人生、積極的な行動力、勇気、大胆さ。まさに『ただ一人往く』の歌に込められた力強さ、生き方そのものがこの映画の魅力です」と力強く述べた。

 

観客席に感謝を述べる竹内久顕さん。

作品の魅力を語る長谷川奈央さん。

同作は、9月1日から5日に開催された、スペインのマドリード国際映画祭で、長編外国語映画部門の最高賞にあたる最優秀作品賞を獲得した。竹内さんは、「スタッフ、キャスト、そして会場にいらっしゃるみなさんのおかげです」と感謝を述べた。

 

ここで、会場へのビックニュース。竹内さんは、同作がサンディエゴ国際映画祭の公式選出作品にも入ったことを発表した。本映画祭は、アメリカ映画雑誌ムービーメーカーが選ぶ「応募する価値のある映画祭 TOP25」に入るなど、毎年北米で注目を浴びている。本作に対する世界からの注目に、会場が湧いた。

 

長谷川さんは映画の見どころについて「救世主がこの世界に立つまでの軌跡を描いています。一条は徳島の田舎の平凡な家庭に生まれました。その始まりは平凡からの出発だった…というところに注目してほしい」とアピールした。

 

映画公開への期待がますます高まるひと時となった。

 

 

『夜明けを信じて。』

【公開日】
2020年10月16日 全国ロードショー
【製作総指揮・原作】
大川隆法
【キャスト】
出演/田中宏明、千眼美子、長谷川奈央、芦川よしみ、石橋保
【スタッフ】
監督/赤羽博 音楽/水澤有一 脚本/大川咲也加
【製作等】
製作/幸福の科学出版、製作協力/ARI Production、ニュースター・プロダクション
【配給等】
配給:日活/配給協力:東京テアトル
【公式サイト】
https://yoake-shinjite.jp/
©2020 IRH Press

 

 

Story

1991年7月15日、東京ドーム。宗教家・一条悟の大講演会が始まろうとしていた。日本中が注目する一大イベントの模様をレポートするアナウンサー・立花美穂。そのテレビ画面を見つめる裁判官の水瀬千晶。そして郷土の母や学生時代の友。さらにかつての会社員時代の同僚や上司たち。なぜ彼は、約束された将来を捨て去り、宗教家になることを選んだのか。どうして愛する人たちにも何も告げずに、ただ一人往くことを決めたのか─。そして、いよいよ大講演会の幕が上がり始める。

 

【関連書籍】

『「夜明けを信じて。」公式ガイドブック』

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幸福の科学出版 『夜明けを信じて。』製作プロジェクト 編

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『『映画「夜明けを信じて。」が描く「救世主の目覚め」』』

『『映画「夜明けを信じて。」が描く「救世主の目覚め」』』

幸福の科学出版 大川隆法著

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【関連CD・DVD】

たとえ世界を敵に回しても

「たとえ世界を敵に回しても」CD(映画『夜明けを信じて。』キャンペーンソング)

歌/大川咲也加 作詞・作曲/大川隆法 編曲/大川咲也加、水澤有一

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たとえ世界を敵に回しても

「たとえ世界を敵に回しても」DVD(映画『夜明けを信じて。』キャンペーンソング)

歌/大川咲也加 作詞・作曲/大川隆法 編曲/大川咲也加、水澤有一

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「ただ一人往く」

「ただ一人往く」(映画『夜明けを信じて。』主題歌)

歌/田中宏明 作詞・作曲/大川隆法 編曲/大川咲也加、水澤有一

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「愛の償い」

「愛の償い」(映画「夜明けを信じて。」挿入歌)

歌/千眼美子 作詞・作曲/大川隆法 編曲/大川咲也加、水澤有一、田畑直之

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「いかに千晶」

「いかに千晶」(映画「夜明けを信じて。」イメージソング)

歌/TOKMA 作詞・作曲/大川隆法 編曲/大川咲也加、水澤有一、古賀晃人

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【関連記事】

2020年10月号記事 【映画「夜明けを信じて。」】作品に込められた悟りの深さをそのままお届けしたい - 田中宏明

https://the-liberty.com/article.php?item_id=17508


劣勢予想のミシガン州でトランプ氏の演説に集会規制を超える聴衆が熱狂

2020年09月13日 06時06分20秒 | 日記

劣勢予想のミシガン州でトランプ氏の演説に集会規制を超える聴衆が熱狂 【これだけ知っトクNews(9月12日版)】

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。

 

  • (1) 劣勢予想のミシガン州でトランプ氏の演説に集会規制を超える聴衆が熱狂
  • (2) 8月の自殺者が1849人と、月別で今年最多
  • (3) 米台が近く、FTA交渉を視野に経済対話へ

トランプ大統領はなぜサプライサイド経済学を支持するのか(3)

2020年09月12日 06時29分33秒 | 日記

トランプ大統領はなぜサプライサイド経済学を支持するのか(3)「人間の限界を知っている人がつくった経済学」

トランプ大統領はなぜサプライサイド経済学を支持するのか(3)「人間の限界を知っている人がつくった経済学」

 

 

《本記事のポイント》

  • トランプ氏は神と対話しながら、経済政策を行っている
  • 人間の限界を認める経済学者が、繁栄をつくりだせる
  • 経済学の前提にあったスミスの信仰心

 

 

トランプ大統領が8月、ウィスコンシン州の空港で大統領専用機を背景に行った演説が話題になっている。その中でトランプ氏が天を指差しながら、経済政策に関して「神と対話」し、「神からテストされている」と述べている箇所がクリスチャンたちの間で拡散されている。

 

その対話の内容はこうだ。

 

「私が皆さんとともに実現しているのは、経済的な奇跡に他なりません。それをもう一度やるのです。我々は世界最大の経済成長を実現しました。それをもう一度やらなくてはなりません。それは何を意味するか分かりますか。神は私をテストしているのです。

 

『神様、私は一度良い仕事をしましたし、私しかその仕事をできませんでしたよ』と話しかけました。そうすると神様は『そういうことは言ってはいけないよ。あなたはもう一度その仕事をするのです』と言うのです。オーケー、同意します、と伝えました。これには参ったね」

 

日本ではほとんど報道されることのないトランプの信仰心。その世界観とオーバーラップするのが、実は、アーサー・ラッファー博士のサプライサイド経済学だ。

 

前回は、サプライサイド経済学をつくったラッファー博士の宇宙観・世界観について、触れた。

 

多くの人の知恵と努力とが結晶してつくられた一本の鉛筆が、誰かの命令もなく完成される──。ラッファー博士は、そんな経済を前にすると畏怖の思いに打たれ、「経済は神様からの贈り物」だと感じるという。

 

私たちが住むこの宇宙は、神秘と美に満ちている。この宇宙の神秘を維持することが、経済学者の仕事であるという。

 

それは外科医の仕事に似ている。医者ができるだけ免疫システムを妨げない形で手術をするように、経済においても「害するなかれ」をモットーにしなければいけないというのだ。

 

そうした考えのもと、ラッファー博士は当時のレーガン大統領にアドバイスし、「税金を下げ、規制を取り除き、自然の宇宙から政府を取り除く」政策を実現したのだという。

 

その政策は、経済学の始まりのあったアダム・スミスの考えそのものだともいうのだ。

 

 

人間の限界を認める経済学者が繁栄をつくり出せる

このアダム・スミスのエッセンスを語っているのが、大川隆法・幸福の科学総裁により行われた自由主義の経済学者ハイエクの霊言である。

 

世界は、ますます拡大しつつあり、複雑化の様相をさらに深めています。

 

このなかにおいて、『ある一つの主義や教条、思想でもって、すべてを解決できる』というようなことはありません。そんな魔法は効かないのです。

 

また、『ある一人の経済学者や政治家の頭脳でもって、すべての問題を処理できる』というようなことはありえない。

 

政治家のみならず、官僚でも同じです。一部のエリート官僚の頭脳によって諸問題を解決できるレベルには限界があります。

 

『現代は、その限界を超えた時代に入っている』という基本的な認識が必要です。今、『認識』という言葉を使いましたけれども、『人間の理解力や物事を受け止める能力には限界がある』ということです。

 

アダム・スミスの経済学は、その限界を認めた経済学です。だから、その限界を知り、原点に帰ろうとすると、アダム・スミスに戻っていくんですね。

 

アダム・スミスが言ったことも、結局のところ、『一人の人の考えで、国全体の経済をうまくいくようにすることなど、できないのだ』ということです。業種がそれぞれ違うなかで、全部の業種を指導できるような経済原理などありはしません。そういう理論もなければ、そういう政策もありえないんですね。

 

だから、『各人が、それぞれの持ち場で最善の努力をするほうが、結果的には全人類の前進になる』ということです」(『未来創造の経済学』所収)

 

こうした限界を知ることで人は謙虚さを持ち、政府がコントロールできるという考えは間違いだと気づくことができる。

 

ラッファー博士、アダム・スミス、ハイエクの経済学の系譜は、人間の本物の謙虚さを知った人が紡ぎ出したものだ。それはソクラテスの「無知の知」という言葉に代表されるような叡智にあたるものである。

 

では、彼らはなぜそうした謙虚さに至ることができたのだろうか。

 

幸福の科学の霊査によると、ハイエクの過去世は、ソクラテスだとされている。大川総裁は、そのソクラテスが「謙虚さ」を知っていたのは、神秘の世界を知っていたからだとして、こう述べている。

 

この世ならざる世界をいったん知ってしまうと、そこには広大無辺な空間が、時間が、そして活動があるということがわかります。それは生きている人間にとっては、とうてい全景をとらえられるものではないんです。それゆえに、無力感、無能感というのにさいなまれることになります。ゆえに、真の世界を知った人は、謙虚にならざるをえないのです」(『黄金の法』講義)。

 

ラッファー博士も、この世界は奇跡に満ちて見えるという、ある種の感覚を持っていた。同じような体験がある人は、広大無辺な宇宙の中で、自らの小ささを知ると同時に、その中に生かされていることへの感謝と、畏怖の思いを持つことができる。

 

 

謙虚さから個々人の主体性へ

謙虚さを知った人ほど、政府がコントロールできるという立場を乗り越えて、個々人の主体性を引き出す経済学を考える。

 

アダム・スミスの『国富論』の中で論じられる「利己心」は、この文脈の中で理解されるべきだろう。

 

スミスも霊言の中で、「個人個人が、ある意味での責任を持つ、あるいは、小さな企業体まで含めて、それぞれの企業体が責任を持つという経済が、『神の見えざる手』の経済です」と述べている(『アダム・スミス霊言による「新・国富論」』)。このように、まず国家ではなく自分自身が責任を持つべきであるという考えがあった。

 

それは複数の人々の目的が調整される場である「市場」の徹底的な擁護や(ハイエク)、個人のインセンティブを高めるという経済学へと発展していく(ラッファー博士)。

 

複数性を持つ個人を尊重する考えがなければ、一人の人間の目的が、押し付けられる社会ができてしまう。要するに、少数者や単一の目的が優先される社会主義となる。それは中国の習近平国家主席の目的だったり、ソ連のスターリンの目的だったり、自民党の目的だったりするかもしれない。

 

そのような社会では自由な社会が持つ複数性が担保されない。本来の意味での自由主義的な社会を維持しようとするなら、やはりアダム・スミスの古典派経済学に戻らなければならないのである。

 

 

アダム・スミスの信仰心

そこに立ち戻るには、アダム・スミスが深い信仰をもっていたことを思い出す必要がある。スミスの「見えざる手」は、スミスが「神の存在」を示すために使った別名と言われている。「究極の調停人が、この宇宙に存在する」という確信に近いものだった。

 

冒頭で紹介したトランプの神との対話は、彼を超越する存在がいて、彼はその御手足にすぎないことを示している。そうした謙虚さは、アダム・スミスのごとく人間の限界を知った人の世界観の通じるもので、民間への信頼、安い税金、規制緩和、小さい政府へとつながっていく。

 

一方、米民主党の大統領候補であるバイデン氏はニューディール政策のような公共事業を通じた雇用改善、増税を財源としてインフラや社会保障の充実、コロナが再度流行すれば再度ロックダウンすると公言することをはばからない。要するに、政府が経済をコントロールできるという考えに基づいたもので、大きな政府を招く政策が目白押しだと言える。

 

そんなバイデン氏が信じる神は、限界よりも全能さを与え、謙虚さよりは傲慢さを人間に植え付けるようだ。

 

問題なのは、トランプ氏やラッファー博士のように、この世界を創られた神への感謝に満ちた眼差しが感じられないことだろう。バイデン氏の信じる神は本物なのか、それは神と言える存在なのか、疑念を呈してしかるべきだろう。

 

本物の神がいる経済学を取り戻すべき時に来ている。

(長華子)

 

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【関連記事】

2020年9月4日付本欄 トランプ大統領はなぜサプライサイド経済学を支持するのか(2)「世界は奇跡に満ちている」トランプ大統領の軍師ラッファー博士の世界観

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菅官房長官 将来の消費増税の可能性を示唆

2020年09月12日 06時16分58秒 | 日記

北朝鮮に甚大な台風被害 復旧作業に若いエリート党員を動員 【これだけ知っトクNews(9月11日版)】

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。

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中国から出国禁止措置を受けたオーストラリア記者 中国に駐在する豪記者はゼロに

2020年09月11日 06時01分30秒 | 日記

中国から出国禁止措置を受けたオーストラリア記者 中国に駐在する豪記者はゼロに

中国から出国禁止措置を受けたオーストラリア記者 中国に駐在する豪記者はゼロに

 

 

《本記事のポイント》

  • オーストラリアが中国に特派員を置いていないのは、1970年代以来初めて
  • 豪シンクタンクが、恣意的な拘束などを「中国共産党の強制外交」と報告
  • 菅直人首相は強制外交に屈した

 

 

中国政府から一時的に出国を禁じられ、取り調べを受けた中国駐在のオーストラリア記者2人のうちの1人が、このほど放送された豪公共放送ABCに対し、尋問されたことについて「オーストラリア記者に対する嫌がらせ」との見方を示した。

 

事情聴取を受けたのは、ABCの北京特派員、ビル・バートル氏と、経済紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー(AFR)の上海特派員、マイケル・スミス氏。両氏は3日未明のほぼ同時刻に、突然自宅に現れた中国の治安当局者から出国禁止の事実を告げられ、事情聴取を求められた。当局側は、8月に拘束した中国出身でオーストラリア国籍を持つジャーナリスト、チェン・レイ氏との関係を聞きたがったという。

 

2人は身の危険を感じ、オーストラリア大使館に助けを求めた。その後オーストラリア政府が中国政府と交渉した結果、出国禁止措置が解除され、帰国の途に就いた。

 

スミス氏は8日付AFRで、「一説には、オーストラリア政府が北京に立ち向かおうとしている時に、オーストラリア政府を威圧するための、もう一つの作戦だったと言われている」「オーストラリアが中国に特派員を置いていないのは、1970年代以来初めてのことだ」などとレポートしている。

 

 

「中国共産党の強制外交」

オーストラリア戦略政策研究所は1日、「中国共産党の強制外交」と題する報告書を発表。恣意的な拘束などの非軍事的な手段を用いた恫喝について、他国への侵略と一般的な外交の中間であるグレーゾーンを利用した「強制外交」と呼称し、中国の脅威に警鐘を鳴らしている。

 

報告によれば、中国は過去10年間にわたり、アメリカやニュージーランドなど27カ国と外国企業に対し、累計152回の強制外交を仕掛けた。特に2018年以降は急増しているという。

 

今回のジャーナリストを標的にした出国禁止も、その強制外交の一環であろう。オーストラリアと中国の対立が深まる中、中国は新たな"制裁"に踏み切ったと言える。

 

 

菅直人首相は強制外交に屈した

日本もしばしば、強制外交の標的となっている。それに恐れをなした出来事が2010年に起きた。

 

同年9月に発生した中国漁船衝突事件をめぐり、当時の菅直人首相が、逮捕した中国人船長の釈放を指示。11月に横浜市で開催予定だったアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に、中国国家主席の胡錦濤氏(こ・きんとう)が来なくなることを懸念したことが原因だったと報道されている。

 

 

日本は、独裁国家・中国の恫喝パターンをしっかりと見抜き、理不尽な要求をのまず、悪に屈してはならないだろう。

(山本慧)

 

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2020年10月号 怒涛のインタビュー集 - 中国を弾劾し、日本を糺す

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金融戦争で不利に立つ中国 米報復発表から1カ月経つも、内容分からず

2020年09月11日 05時59分35秒 | 日記

金融戦争で不利に立つ中国 米報復発表から1カ月経つも、内容分からず 【これだけ知っトクNews(9月10日版)】

 

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レジ袋有料化に潜む、「反CO2」「脱原発」と同じ"ウソ"!?

2020年09月10日 06時15分02秒 | 日記

レジ袋有料化に潜む、「反CO2」「脱原発」と同じ"ウソ"!?

レジ袋有料化に潜む、「反CO2」「脱原発」と同じ"ウソ"!?

 

 

《本記事のポイント》

  • コンビニ各社が進めるレジ袋の削減運動
  • 環境保護の目的に沿わないレジ袋有料化の矛盾
  • 発達した文明・経済を潰して原始化を促す環境左翼のウソ

 

 

ファミリーマートはこのほど、レジ袋有料化により8月の袋の辞退率が77%であったと発表した。セブンイレブンやローソンなども7月の辞退率は約75%だったと発表している。

 

日本フランチャイズチェーン協会は、2030年までにコンビニのレジ袋の辞退率を60%以上にする目標を掲げる。ファミマは7、8月の2カ月連続で達成。このままのペースでいけば、ファミマ全体のレジ袋の削減枚数は約23億枚になる見込みだという。

 

一方で、無料だったレジ袋に数円払い、エコバッグを購入しなければならない消費者は、エコというお題目のもと、痛みをグッと我慢している。

 

対応する企業側にもしわ寄せが行っている。接客業務の負担は増加し、面倒なやり取りに客が不快感を覚え、レジでのトラブルも増えたという。客がレジ袋の購入を避けるために商品の点数を減らすといった声も聞かれる。

 

 

レジ袋削減は本当に環境のため?

そんな負担の大きなレジ袋有料化だが、そもそも「プラスチックごみの削減」といった環境保護につながらないという指摘がなされている。

 

まず、レジ袋は自治体ごみのわずか0.4%で、海洋プラスチックごみの約0.3%しかない。だとすれば使用を制限したところで、極めて限定的な効果しか見込めない。それどころか、海洋プラごみの12.7%を占めるペットボトルの再利用先がなくなり、さらに海洋汚染を進めかねない。

 

また、レジ袋に多く使われるポリエチレンは石油精製時にできてしまう副産物。レジ袋の需要があるおかげで、むしろ資源を無駄にしない"エコ"な生産体制が実現されている。レジ袋の生産を止め、産業廃棄物としてポリエチレンが処分されてしまうことが、本当に環境保護になるのだろうか。

 

さらに、レジ袋は単に購入商品を入れるだけではなく、家庭ごみをまとめる際にも使用されている。実際、東京都をはじめ、レジ袋でごみを出すことができる地域もある。つまり、有料化しても、別途ごみをまとめるための市販のポリ袋などの需要が伸びるだけだ。

 

加えて、繰り返し使うエコバッグは、レジ袋に比べれば不衛生。新型コロナの感染拡大でアルコール消毒が徹底されるなど、これだけ清潔さを求められている中で、"エコ"となれば気にならなくなるのだろうか。

 

 

繰り返されてきた環境左翼のウソ

経済的デメリットも、そもそも環境保護に有効なのかも十分に議論されず、誰も文句が言えない空気のまま、この新制度は導入されてしまった。

 

「『行き過ぎた文明と、犠牲になる環境』という構図であれば、合理性に疑問符がついても、経済にダメージを与えてかまわない」。こう言わんばかりの「環境左翼」的ロジックが、日本には随所に見られる。

 

地球温暖化とCO2排出量との関係には、多くの異論が出ている。それにもかかわらず、多くの規制がつくられ、経済発展を妨げている。原発には不合理な「ゼロリスク」が求められ、近隣住民の不安を煽り、再稼働は遅れ、日本のエネルギー安全保障は危機に晒されている。

 

こうした「エコなら何でも正義」といった風潮には、もう少し冷静な目を向けたい。

(竹内光風)

 

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マザー・テレサの偉業の原点にある根本の神への信仰(後編)

2020年09月10日 06時12分20秒 | 日記

マザー・テレサの偉業の原点にある根本の神への信仰(後編)

マザー・テレサの偉業の原点にある根本の神への信仰(後編)

 
マザー・テレサの生誕地・スコピエに建つマザー・テレサ記念館。写真:photosmatic / Shutterstock.com

 

生涯を神への奉仕に捧げた聖女マザー・テレサは、1910年8月26日、オスマン帝国領コソボ(現:北マケドニア共和国)のスコピエという町に、3人きょうだいの末っ子として生まれました。

 

本名はアグネス・ゴンジャ・ボヤジュ。熱心なカトリック教徒だった両親のもと、アグネスもお祈りを欠かさず、貧しい家族への施しを間近に見て育ちました。

 

両親から信仰心を受け継いだアグネスは、14歳のころ、宣教師としてインドに行きたいという希望を抱きます。

 

本欄では、幼い少女の夢が、世界を動かすまでの救済活動にまで発展した軌跡を追います。


世界的科学者が「コロナ人工物説」の書籍を発刊

2020年09月10日 06時09分59秒 | 日記

世界的科学者が「コロナ人工物説」の書籍を発刊 【これだけ知っトクNews(9月9日版)】

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。

 

  • (1) 世界的科学者が「コロナ人工物説」の書籍を発刊
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