大川隆法・幸福の科学総裁、34年前の初の説法「発足記念座談会」が書籍化
2020.09.13(liverty web)
大川隆法・幸福の科学総裁が34年前、初めて行った説法である「幸福の科学 発足記念座談会」が、このたび『われ一人立つ。大川隆法第一声』と題されて発刊される。
書籍には、発足記念座談会とともに、14もの質疑応答を収録。実際には3時間以上となった座談会の熱気が伝わってくる。
1981年に大悟し、天上界と同通、高級霊の言葉を受けるようになった大川総裁は、東京大学法学部卒業後、商社勤務の傍ら、霊言集の発刊を進めていた。1986年の7月に退社・独立。10月6日に事務所を開き、幸福の科学を立宗。そして11月23日に、東京・日暮里酒販会館(現・幸福の科学 初転法輪記念館)で行ったのが、この説法だ。
幸福の科学では、この初の説法を「初転法輪」とし、毎年11月23日を「初転法輪記念日」として祭典を行っている。現在、3200回を超える説法を行う大川総裁だが、その原点はこの「初転法輪」にある。
「大悟」から立宗までの様子が描写
当時の参加者は、大川総裁が『日蓮の霊言』に始まり、矢継ぎ早に発刊していた「霊言集」の読者が中心だった。この座談会では、「幸福の科学の目指すところ」などに言及しているが、当時、すでに現在の幸福の科学の活動の大枠が語られていたことがわかる。
大川総裁は、大悟以降の経験を語り、商社時代に経験した霊体験などにも詳しく言及。「円高の様子を次々と当てる」といった予知能力が現れたことや、社内の人に悪霊が憑いている様子が見えた経験などと共に、悪霊・悪魔の対処法を語っている。
さらには、歴史上の宗教対立の背景、霊界の構造の概要についても詳細に解説。大川総裁は、今世の使命は人間性を高める修行としての「個の悟り」と、宇宙論、宇宙構造論という「全体の悟り」を説くことであると語った。現在の幸福の科学の活動や、大川総裁の幅広い分野についての説法の構想は、幸福の科学発足時点ですでにあったことが明かされる。
質疑応答では、当時、大川総裁が『太陽の法』に続き、『黄金の法』『永遠の法』の、三部作を執筆中であったことが語られている。その輪郭は本書の中でも示されているため、「霊言を何冊も読んだが、大川総裁の教えを知りたい」という方が、まず手に取るにはピッタりだろう。
その他にも、「睡眠中に霊はどこに行くのか」「悪口を言う人と一緒にいるときにどう対処するべきか」など身近な人生相談も収録されている。
本書には、2010年に同じ場所で行われた法話「初転法輪の決意を新たに」も同時収録。立宗時に生まれた若い世代も、最近、幸福の科学を知ったという方々も、若き日の大川総裁をモデルに描いた、10月16日公開の映画「夜明けを信じて。」と合わせて読むことをお勧めしたい。
【関連書籍】
『われ一人立つ。 大川隆法第一声』
幸福の科学出版 大川隆法著
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