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フィリピン、南シナ海で中国が設置した浮遊障壁を敢然と撤去 日本も断固たる処置を

2023年09月28日 06時14分50秒 | 日記

フィリピン、南シナ海で中国が設置した浮遊障壁を敢然と撤去 日本も断固たる処置を

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フィリピン沿岸警備隊が、中国海警局が設置した障壁のロープを切断する様子(画像はフィリピン沿岸警備隊のフェイスブックよりキャプチャー)。

《ニュース》

フィリピン沿岸警備隊はこのほど、フィリピンと中国が領有権を争う南シナ海のスカボロー礁の南東部に中国海警局が設置した浮遊障壁(ブイとロープによる障壁)を撤去した、とする声明を発表しました。

 

《詳細》

フィリピン沿岸警備隊によると、フィリピンの船舶が22日に海洋パトロールをしている最中、スカボロー礁の南東入口を妨害するように海上に浮かぶ全長約300メートルの障壁を発見。この障壁に妨げられてフィリピンの漁船はスカボロー礁に入ることができず、操業できなくなっていました。

 

フィリピンの漁師は、「中国の船舶はこの海域にフィリピンの漁船が多数現れると、どこであっても浮遊障壁を設置している」と訴えたようです。

 

そこで、フィリピンのマルコス大統領の命令に基づき、エドゥアルド・アニョ国家安全保障担当顧問はフィリピン沿岸警備隊に対し、浮遊障壁を撤去するための特別作戦を実行するよう指示したといいます(26日の沿岸警備隊の声明)。

 

フィリピン沿岸警備隊の報道官であるジェイ・タリエラ准将は、この障壁は船舶の航行に危険をもたらすとし、「フィリピン国土の不可欠な部分であるバホ・デ・マシンロック(スカボロー礁)におけるフィリピン漁民の漁業と生計活動の妨げにもなる」と述べました。

 

2016年の南シナ海仲裁裁判所の判断で、スカボロー礁はフィリピンの漁師の伝統的な漁場であることが確認されています。タリエラ准将は「フィリピン漁民の生活を妨げるいかなる妨害も国際法に違反する。バホ・デ・マシンロック(スカボロー礁)に対するフィリピンの主権も侵害する」と指摘。また、障壁を撤去するという断固とした行動は、国際法とスカボロー礁の浅瀬に対するフィリピンの主権に沿ったものであると、主張しました。


米リベラル各社の世論調査でもトランプ氏が10ポイント優勢 バイデン氏に再選撤退を促す意図か

2023年09月28日 06時13分52秒 | 日記

米リベラル各社の世論調査でもトランプ氏が10ポイント優勢 バイデン氏に再選撤退を促す意図か

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画像:lev radin / Shutterstock.com

《ニュース》

来年11月に控える米大統領選をめぐり、ワシントン・ポスト紙とABCニュースによる合同世論調査が注目を集めています。

 

《詳細》

24日に発表された同世論調査では、2024年の大統領選について、回答者の52%がドナルド・トランプ前大統領に投票すると回答した一方、ジョー・バイデン大統領に投票すると答えた回答者は42%にとどまったとのことです。

 

10ポイントの差をつけて、トランプ氏が優勢となっています。同世論調査ではバイデン氏への不支持の理由として、高齢であることに加え、国内の経済低迷、国境開放政策による不法移民の増加などが指摘されています。

 

親民主党のワシントン・ポスト紙とABCニュースが「バイデン氏劣勢」の世論調査を発表したことを受け、リベラル派がバイデン氏に対し再選辞退の説得にかかっているとみられています。

 

本欄でも報じてきたようにリベラル各社は以前にも、バイデン氏に再選を控えるよう求める発信をしています(詳細は関連記事参照 : 米メディア、タブー視されたバイデン大統領の「年齢問題」を立て続けに報道 今秋の中間選挙見据え"切り離し戦略"か)。