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いじめから子供を守ろう ネットワーク ブログ◇◆ 道徳教育のモラルジレンマ ◇◆

2015年03月07日 21時36分29秒 | 日記

いじめから子供を守ろう ネットワーク ブログ◇ 代表メッセージ (2015年3月) ◇◆ 道徳教育のモラルジレンマ ◇◆

150304 大きな教室

いじめから子供を守ろう ネットワーク ブログから転載

◇代表メッセージ◇
◆◇ 道徳教育のモラルジレンマ ◇◆


桃の節句を迎えて、春の気配が感じられるようになりました。
子供たちもまもなく春休みを迎えようとしています。

教育改革もまた春を迎えようとしているのかもしれません。
先月2月4日に文科省が公表した学習指導要領の改正案がそんなことを感じさせてくれました。

大津のいじめ自殺事件を契機に 「道徳」 の教科化の必要性が認識された結果、文部科学省は、2018年度から道徳を 「教科」 として位置づけることを表明いたしました。
それに伴い、学習指導要領を改正し、検定教科書を使って授業を行うというものです。
この学習指導要領の改正案については3月5日までパブリックコメントを求めています。

今回の川崎の少年による中学生殺人事件などの少年犯罪の裏には、子供たちの 「心が未成熟である」 という問題が隠れているように思います。
その意味でも 「道徳」 が教科として認定され、教科書に基づいて教育がなされるという方向性はとても重要なことだと思います。

改正のポイントをまとめてみました。

1.「道徳の時間」を教科に格上げし 「特別の教科 道徳(道徳科)」 とする。
2.道徳の検定教科書を導入する。
3.生徒に対して数値などによる評価は行わないが 「記述式の評価 」 は行う。
4.「読み物道徳」 から 「考え、議論する道徳」 への転換を図る。
5.国や郷土を愛し他国を尊重すること。
6.いじめ問題への対応として 「してはならないことはしない」 ことと自尊感情を育む項目を追加した。

以上の点があげられるのではないかと思います。

まとめてはみましたが、「学習指導要領案」 からポイントを絞り込むには時間がかかりました。文科省が何をしようとしているのか、何を言いたいのか、わかりにくいからです。
日頃、法律用語や、役所用語が満載された書類を扱っている方には当たり前のことなのでしょうが、日常このような文書に接することの少ない私たちには難しすぎるように思います。もっとはっきり 「こうしたい、ああしたい、このように決定しました」 等々のようにわかる言葉で書いてほしいものだと思います。

さて、現在の 「道徳の時間」 はDVDやテレビを見せてお茶を濁すことも少なくありません。他の教科に振り替えられ、実際には 「道徳の時間」 が 「国語」 だったり、「数学」 だったりする学校もあるというのが現在の道徳の時間です。
このような現状を打破し有意義な時間とするために道徳を教科化する意味は大きいと言えます。

ただ道徳の本来の意味からして、「道徳」 の授業を受けた子供たちが 「良く」 ならなければこの改正案も意味がありません。
特に見直しが必要だと思われるのが、モラルジレンマによる道徳教育です。モラルジレンマによる道徳教育は、二律背反する命題を提示し、どのようにすべきかを考えるという授業方法です。
よく例としてあげられるのが、「薬の万引き 」 です。

ある小学校の先生をしている方が教えてくれた授業方法はこのようなものでした。
「息子が病気になった。お母さんは、お金がないので、薬局で薬を万引きしました。みなさんはどう思いますか」
という道徳の授業があるということでした。
その授業で、「万引きは絶対にだめだ」、「息子のためだからしかたないことだと思う」 というように生徒からは様々な意見がでるのですが、教師には 「これが正しい」 とか 「私はこう思う」 とか言ってはいけないことになっていると話していました。
さらに、その授業がうまくいったかどうかは、子供たちがどれだけ発言したか、つまり盛り上がったかによって評価されるとのことでした。

例えば 「薬を売っている方が悪い」 とか、「監視カメラをつけないのが悪い」 とかいう意見にも、「良い意見ですね」 と言ってしまうわけです。
他にも、「妹が瀕死の状態になった。止まっていた車の運転手を殴って、車を奪い、その車で病院に行った」 というテーマの授業も行われています。
これらの道徳授業の中で自己中心的な考えや行動が肯定され、「ジコチュウ」 の子供が育つことが懸念されているのです。

モラルジレンマによる道徳授業では、「多様な価値観を身につける」 というところに主眼があります。そのために、「善悪を峻別する」 ことが置き去りにされてしまっています。

ただ、何を教えるかという明確な目的や理念をしっかり把握し、「善悪」 を踏まえながら教えているならばモラルジレンマという手法による道徳教育も、「考える」、「他の人の考えを尊重する」 という意味では悪くありません。

「多様な価値観を受け入れる」 ということと、「善悪をはっきり教える」 ことが、同じテーブルで議論されるところが混乱を生んでいるように思えるのです。
子供たちに「善悪」 を教えることは絶対に必要なことです。社会のルールや人間関係のルールという基盤をないがしろにしてしまっては社会生活ができません。
子供であっても守らなければならないルールがあるということを教えることは、「価値観の押しつけ」 ではありません。これは 「生徒指導」 です。

「生徒指導」で 「いじめはだめ」、「人をたたいたらだめ」、「万引きしてはいけません」、「掃除はしっかりしなさい」 と先生が子供たちに話していながら、道徳の授業では 「良いこと、悪いこと」 の判断をしないという矛盾する教師の態度を見て、子供たちは 「迷う」 ものです。

従って、モラルジレンマの授業では、ディベート(討論)が成り立つようなテーマを選ぶべきです。
例えば、「学校に自動販売機を設置することについて賛成か反対か」、「掃除の時間は昼休みがいいのか、放課後がいいのか」 など、犯罪になったり、ルールを逸脱しない範囲内で、子供たちの年齢に合ったテーマを提示してあげていただきたいのです。

日本全国で、「道徳」 を通して、人生の意味や夢を見つけられるような授業が展開されたならば、未来はより明るくなるでしょう。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
代表 井澤 一明


次々にばれる下村博文文部科学相の嘘 / 599万円を「不適切処理」=下村氏事務所

2015年03月07日 08時59分14秒 | 日記

次々にばれる下村博文文部科学相の嘘 / 599万円を「不適切処理」=下村氏事務所

2015-03-06
 
嘘を平気で答弁する文部科学相の人格は異常。



599万円を「不適切処理」=下村氏事務所

時事通信 3月6日(金)22時15分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150306-00000165-jij-pol



 民主党の柚木道義氏は6日の衆院予算委員会で、下村博文文部科学相が代表を務める政党支部に、下村氏を支持する任意団体の会費が流れ、献金として処理されていたと指摘した。下村氏は会費として処理されていた献金は599万円だったと明らかにした上で、「不適切だった」としてこうした処理はやめさせたと釈明した。
 献金は2014年分の81件。下村氏の事務所のスタッフが任意団体の会員に領収証を発行し、ただし書きに「年会費」と記載していた。柚木氏は年会費を支払った会員の了解を得ずに、政党支部に献金されているのはおかしいなどと批判した。
 一方、下村氏は地方講演の際に団体側から講演料や車代を受け取ったとされる問題について、「両方受け取っていない」と重ねて否定。ただ、元会員は5日に名古屋市で記者会見し、講演料や車代を手渡したと主張しており、下村氏の発言と食い違いをみせている。

下村博文文科相の「辞意」報道 / 次々とウソが明らかに!

2015年03月07日 08時00分23秒 | 日記

下村博文文科相の「辞意」報道 次々とウソが明らかに

 

下村氏はこれまでの国会答弁において、全国に6つある、名前に「博友会」とつく団体を、収支報告書を提出する義務のない「任意団体」であり、博友会を通じて寄付などは集めていないと説明してきた。全国の博友会が開催する講演会では、「講演料もお車代も一切受け取っていない」としている。

 

ただ、下村氏は、反社会組織とつながりのある男性からの献金を否定しておきながら翌日には認めたり、講演会でのタクシー代を博友会が負担したことを認めるなど、国会での答弁を何度も覆している。

 

答弁などでは落ち着いて振る舞っている下村氏だが、3日に安倍晋三首相に辞意をもらしていたと、6日付西日本新聞が報じた。安倍首相は慰留したという。同記事はまた、政府高官の言葉として、「下村氏は数々の疑惑を否定しているが、それが虚偽だと反証されると厳しい。いろいろ(疑惑が)出てくると状況が違ってくる」と紹介している。

 

5日には、博友会の元幹部が実名で記者会見を開き、10年ほど前に「中部博友会」が主催した講演会で、下村氏に直接、講演料10万円を手渡したと証言。また車代として数万円を2回支払っていたとした(6日付朝日新聞など)。

 

下村氏は6日午前の会見で、この元幹部の証言を「何度も答弁して説明しているが、講演料、お車代いただいておりません。何かの間違いであるのではないかと思う」と否定している(6日付FNNネットニュース)。

 

6日午後の国会答弁でも、民主党の柚木道義衆議員に「講演料10万円を受け取ったのか、車代を2回に渡って受け取っているのかどうなのか、ファクトについてお答えください」と追及され、「受け取っておりません」とまたも否定。柚木議員は元幹部の参考人招致を求めた。

 

柚木議員によれば、下村氏に講演料を渡してきたと証言する関係者は複数人いるという。彼らは下村氏を長年支えてきた人たちだ。彼らは下村氏の一連の問題や答弁を見て、教育行政の長であることに疑問を持ったからこそ、証言することを決めたのだろう。

 

道徳では、「ウソはいけない」と教える。文科相には、子供たちに手本を示せる人物がふさわしい。

 

【関連記事】

2015年3月5日付本欄 下村博文・文科相の「ウソ」 週刊文春や産経が連続追及

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9296

 

2015年2月28日付本欄 下村博文・文科相の"錬金術"は教育行政の長にふさわしい?

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9282

 

2015年2月26日付本欄 【速報】下村博文文科相が「違法献金」 週刊文春報じる

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9272