佐賀藩士「副島種臣」補足4
「マリア・ルス号事件」
条約未済国のペルー人船長を被告とする裁判が開始されると
開港当時の諸外国との取り決めである
「居留地取締規則」により
各国領事から横槍が入り難儀。
そのたびに副島は強力にバックアップ。
特に、アメリカ公使が当初の態度を変え
中南米諸国の外交事務代行を行っている立場から
清国人を船長に返してやってほしいと
副島に書簡を送り裁判に圧力をかけてくる。
しかし、ペルー人と清国人の日本国内における利害の対立は
日本の法律で裁くことができるという
フルベッキから学んだ「万国公法」の考え方をもとに
この書簡は日本の主権を侵す内政干渉であるとして受け取りを拒否。
当時の日本は不平等条約下で治外法権がまかり通っていたが
副島は断固たる態度でこれと戦ったのである。
古美術 崎陽>
「マリア・ルス号事件」
条約未済国のペルー人船長を被告とする裁判が開始されると
開港当時の諸外国との取り決めである
「居留地取締規則」により
各国領事から横槍が入り難儀。
そのたびに副島は強力にバックアップ。
特に、アメリカ公使が当初の態度を変え
中南米諸国の外交事務代行を行っている立場から
清国人を船長に返してやってほしいと
副島に書簡を送り裁判に圧力をかけてくる。
しかし、ペルー人と清国人の日本国内における利害の対立は
日本の法律で裁くことができるという
フルベッキから学んだ「万国公法」の考え方をもとに
この書簡は日本の主権を侵す内政干渉であるとして受け取りを拒否。
当時の日本は不平等条約下で治外法権がまかり通っていたが
副島は断固たる態度でこれと戦ったのである。
古美術 崎陽>
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