古美術 崎陽

古唐津 茶碗 他お茶道具等 古美術全般を取り扱う「古美術崎陽」のHP日記

~払子と書院飾り~

2009-08-03 16:54:17 | 長崎の歴史
「払子」

  仏教の法要の際に僧が威儀を示すために用いる法具である。

  麈尾(しゅび、しゅみ)、白払(びゃくほつ)ともいう。


  獣毛や麻などの繊維を束ねて柄をつけたもので、

  本来は、インドで蚊や蠅など虫を追い払うために使われた道具であった。

  中国の禅宗で煩悩を払う法具として用いられるようになり、

  日本では、鎌倉時代に初めて用いられた。

  禅僧の肖像画を見ると「ハタキ」みたいな物を手にしている。

  現在では煎茶等の書院飾りなどに使われる。

  私の還暦茶会の時の煎茶席にも床飾りや文房具飾りと合わせて

  脇床に「三賢飾り」と称してしつらえてくれた。


    古美術崎陽

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